秋まっただ中の今日この頃。
月がキレイな季節で、
真っ暗な中、月を見上げたら、
どんな人でもちょっとは、
感傷的になるんではないだろうか。
電気なんか無いその昔、
月の明かりの無い夜は獣の陰におびえ、
月の明るい夜は夜なべ(?)なんかしたりして・・
電気が煌々と点く現代人よりも、
もっともっと月光に対しては思い入れが強かったはず。
音楽も、月の光に関する名曲が多くて、
秋の夜長に聴くのにピッタシのが色々ありますなー。
ちなみにベートーベンの月光は有名だが、
あれは通称名であって、ご本人は月をイメージしたわけではないそうな。
これは当時のベートーベンの弟子で恋人だったジュリエッタに贈った曲であるが、
伯爵令嬢だった彼女との身分の差に悩み苦しんだそうな。
ベートーベンの恋愛のように「満ちては欠け、欠けては満たされ」っていう意味では、
月に似ていなくは、ないかも。
しかしこれはあくまでも私の感想。
なぜなら月光の通称名の由来は彼の死後、湖の月光の波に浮かぶ小舟のよう、と言われたのが初めらしいからである。
この曲も好きだけれども、なんと言っても私はおフランス生まれ、フォーレの「マスクとベルガマスク(Masque et Bergamasque)」の中の「月の光」がなんとも美しく哀しく清らかで好きなんだなー。
これは秋の月の下で聴くと、絵になるんだなー。
Masque et Bergamasque:Clair de Lune