渡辺淳一 新刊 | centerswitchのブログ

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A PASSAGE TO ....

渡辺淳一の新作「天上紅蓮」が出る。


平安貴族の恋愛物だそうで。

62歳の白河法皇が14歳の璋子(あきこ)を愛人にして・・・という話らしい。

平安時代は戦国時代の男尊女卑の時代ではなく、

現代のように比較的自由恋愛の時代だったそうですよ。

だから描きやすかったという事のよう。


渡辺淳一というと「失楽園」のように、

「ザ・不倫」ばかりのイメージがあるかも知れないが、

「白い宴」「脳は語らず」ような元お医者様らしい医療物も沢山あって、

そっちもたいへん面白い。


多感な高校生~大学生のころに読み漁っていた私の好きな渡辺作品は、「雲の階段」。


僻地で医師の補佐をしていた医師免許を持たぬ青年が、

本人の本意とは裏腹に医師として従事するようになり、

逃げ場を失って追いつめられて行く話。


「医者の家系」とはかけ離れた生い立ちにコンプレックスを抱く姿も痛いほど伝わってくるし、

もうすぐニセ医者とバレそう!というギリギリな展開もあるし、

最後まで一気に読み進んだ記憶のある作品。


余談ですが、この中に出てこるキーウーマン「亜希子」。

大病院の院長の娘で恋愛でも何でも自由奔放。

わがままで魅力的で苦労知らず。


私はこの女性にぴったしの女優さんがいないか、と当時から探していたが(何のためかは???)、

今私がこの映画のプロデューサーなら(妄想)、間違い無く「北川景子」ちゃんを抜擢するだろう。


北川景子ちゃんがわがままだと思っているのではないのでご了承を。


この「雲の階段」のように、ドロドロ恋愛ばかりではない渡辺作品。


今度の平安絵巻はいかがな仕上がりなんでしょうね~。