おばあちゃんといぬ | centerswitchのブログ

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A PASSAGE TO ....

車を運転していて出くわした出来事。


今日は週末で、道路がすごくこんでいて、

信号が変わっても1ミリも動けない交差点で

私は車が進むのを待っていた。


すると後方から、腰の曲がったおばあちゃんが、

キャスターに年老いた犬を乗せて歩いてくる。


老犬は歩くこともままならないのか、

うなだれて、手(足?)をだらりとキャスターから

力無く降ろして乗っていた。


コンビニの駐車場で腰の曲がったおばあちゃんは立ち止まり、

老犬を静かにキャスターから下ろした。


老犬は2~3歩よろよろとあるいたが、

やがて力尽きたようにその場に倒れこんでしまった。


おばあちゃんは曲がった腰をさらに曲げて、

その老犬を抱きかかえるようにして、

またキャスターに乗せて、

また何も無かったように歩き始めた。


おばあちゃんに抱きかかえられながら、

老犬はおばあちゃんの顔をジーーっと見上げていた。


そんな光景を眺めていたら、車の列が動き始め、

私はバックミラーでその2人を見ながら(危ない・・)

なんとも言えない気持ちになった。


寂しいとか悲しいとかではない。


仲が良さそうだね~とかいう単純な気持ちでもない。


人といぬの間に言葉は無いけど、

確かに2人の間には2人にしか分からない、

言葉によらない会話があるのだろう。


たくさんの言葉を必要としない関係って、

強いつながりを感じる。



・・・と言葉数の多い私が言ってみた。