ニームの町まではアヴィニヨンからですとバスや電車で行くことが
できます。まず旧市街地から10分ほど歩くと憩いの広場
フォンテーヌ公園があります。立派な門があります。
ここにも実はローマ遺跡が残っています。大昔はニームの住民は
ネマウススと呼ばれていました。
ここには泉の神様ネマウスス神殿もあったそうです。
今はデイアヌ神殿、これは公共浴場の一部だったとも
言われていますが遺跡として一部残っています。
昔は様々なローマ遺跡が残っていました。
旧市街はメゾンカレ神殿や円形闘牛場が今でも
綺麗な形で残っています。
こちらはメゾンカレ神殿です。アウグストス将軍の2人の
孫に捧げたものと言われていて保存状態はとてもいいです。
ギリシャを思い出させるようなコリントス式の30本の
柱があります。昔は宝物などが隠されていました。
そして今度は大きな円形闘牛場です。
こちらも今でも闘牛やコンサート会場として
使われています。直径133メートル中は2万人ほど収容できます。
1853年から闘牛が行われています。
またニームの町を歩いているとワニのマークをよく目にします。
ワニはニームの市の紋章にもなっています。
大昔エジプト遠征に出かけ戦いに勝利したという、そして
エジプトの象徴、ナイル川、ヤシの木、鎖に繋がったワニ
を市の紋章にしてこのような噴水が町の中心にあるんです。
またジーンズの素材、生地デニムは
ニーム発祥なんです。中世以降、町は
大きく織物産業が発達し、この言葉はこの町から
生まれました。
古い建造物と新しい建造物が上手く調合した
雰囲気の良い町です。皆様も是非お立ち寄りください。
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