表装作り 開始
お茶会まで 後 4日 ・・・ やばい・・・
先ずは 掛軸のサイズを 決めます
下の一文字の幅 が 全ての基本になります
上の一文字を その幅の 2倍
下の中廻しを 4倍・・・・ 上を 8倍・・・
というふうに 伝統的な 寸法が 決まっているようです
今回は 絵の高さが 315mm 幅230mm として
下の一文字の幅を 15mm と決めて 始めました
先ずは 本誌の絵を 正確に 長方形に切り
一文字 柱 中廻し を それぞれ サイズに 切ります
準備が 出来ました
最初に 下の一文字から 本誌に 貼り付けていきます
一文字の 裏 上になる方 3mm 幅のところに
木工用ボンドを 竹串を使って 塗ります
本誌の下部 下から 3mmのところにを 残して 定規をあて
その部分に 一文字を貼り付け アイロンを掛け 固めます
上の一文字も 同様に 貼り付けます
一文字は 少し長めの サイズにしておき
貼り付けた後に 本紙に合わせて 両側を 切り落とします
こんな感じ・・・・
同じ手順で 両側の柱 上下の中廻しと 貼り付けていきます
それっぽく なってきたでしょう・・・?
ここまで 天と地になる 裂地を 決めてなかったので
あれこれ考えて
赤の不織布と 茶の不織布を 2枚貼り合わせて 使う事に
これに 裏打ちをすると
こうなりました・・・
不織布どおしは スプレーのりで 貼りあわせました
これを これまでと 同じ手順で 貼りあわせれば
ほぼ 掛軸らしくなります
一度 裏に返し 両側 約5mmのラインで 筋引きをし
ボンドを塗って 折り返し 耳折という 作業をします
これで 両側の強度を 確保するわけです
表に返すと・・・・
掛軸らしくなってきたでしょう・・・
これからは 軸や 発装を入れる 袋を 取り付け
最後に 全体に裏打ちする 総裏打ちという
作業をします・・・・・・
あと 3日