東京都健康長寿医療センター研究所(東京都板橋区)らの研究チームが7月18日にプレスリリース「運動が、慢性疾患を増悪化する細胞老化を抑制するメカニズムを解明」を公表。

 運動療法はすべての患者に適用できるわけではないものの、「運動は、生体が本来持っている細胞老化抑制作用を増強し、セノリティック薬のような副作用は少ない」と指摘。

 「運動」には慢性疾患病態の軽減作用があることがわかっていますが、慢性疾患治療において非薬物療法として運動療法がしばしば用いられます。先行研究では、「運動が末梢組織で老化細胞を減少させる働きを持つ」ことが多く報告されており、「運動療法の作用点の1つが細胞老化抑制である」と考えられています。

 つまり、運動が「慢性疾患を増悪させる細胞老化」を抑制する……良いねぇ。さ、動きましょう!! まずはスクワット。