襟元と下部を開けていると、下から入った空気が上に抜ける「煙突効果」で冷えやすくなります。下部を閉じていても、上から冷えた空気が入って来てせっかく温まった空気が抜けてしまいますから、胸や背中などの温度が下がります。隙間を作らないように気をつけてください。

 あるいは下部は、ボディウォーマーで保護します。

 首や肩を温めると、体温が逃げにくくなって全身が温まります。襟元のボタンは閉じる、タートルネックの服を着る、Vネックなど開口部が広い衣服の場合はマフラーなど首に巻く、さらに手首や足首も覆って空気の出入り口(開口部)を塞ぐほうが、効率的に温まるようになります。

 風邪を引きやすい人は、首を温めることで風邪予防になります。

 首、手首、足首という3つの「首」には…

資料:日経Goodayより転載改編

続く…