皮膚には冷たさを感じる「」がありますが、全身の中でもその分布密度は多く、感度が高いのは「首」や「顔」です。太ももを1とすると顔・首は3倍くらい感度が高いようです。
つまり、首元をマフラーなどで温める、マスクをするのは、体を温めるのに効果的な訳です。
実験によると、最初は手袋だけしていても手の血流はそれほど変わりませんが、マフラーを加えると掌側で急激に血流量が増えることが分かっています(図2)。
シニア世代では、体が冷えやすくなったと感じる人も多いのではなでしょうか。これは、年齢と共に体温調節機能が弱まって、寒さに弱くなっていくからです。感覚的にも鈍化傾向にあるのは仕方ありません。意識的に体温を上げるようにしましょう。
せっかくPROUSIONⓇ製品を使って血流を改善し、自律神経系のバランスをとっても、逆に自分でわざわざ冷えることをしていては、元の木阿弥です。
特に「首」は、冷えが入り込みやすいところです。
襟元と下部を開けていると…
図2
資料:日経Goodayより転載改編
続く…