大手家電メーカー4社
イオン機能付きドライヤーの不適切な実証実験で
都から改善要請


 国内大手家電メーカー4社は、イオン機能付きドライヤーの実証試験に問題があるとして、東京都により景品表示法(不当表示)にあたる恐れがあるとして7月11日に改善要請を受けました。
 東京都生活文化局によると、都に寄せられたイオン機能の効果に対する問い合わせに基づき4社のイオン機能付きドライヤー4商品の調査を行ったところ、業者が行っていた実証試験に以下の3つの問題点があったということです。

1. 一般的なドライヤーの平均使用時間が5~7分であるのに対し、試験ではドライヤーの使用条件を「冷風で20~30分」としていた(3社)

2. 個人差による効果の違いが想定されるにもかかわらず、試験では同一人物の毛髪のみで検証を行っていた(3社)

3. イオン機能による効果であることを実証するための、イオン機能なしドライヤーとの比較を行っていなかった(2社)

 ま、大手の言う事も、そのまま信用してはいけないと云う事ですね。TVの健康情報番組のウソと同じ事を、大手メーカーもしています。