こんばんは
カイロプラクティックの調整では「矯正(アジャストメント)」を行います。
いわゆる「ボキッ」と音がするカイロプラクティックの治療法です。
アメリカでは最もポピュラ―な治療実績のあるディバーシファイドテクニックです。
しかし、日本ではこのテクニックを理学検査、カイロ検査などを行わず、しかも原因となっているサブラクセーション(ゆがみ・ひずみ)を検出せず、頚が痛ければ頚周辺、腰が痛ければ腰周辺を、ただバキバキ、ボキボキと強い暴力的な力で矯正を行ってきた、一部の治療家によるトラブルが長年の風評となり、今日の患者さんの矯正に対する過剰な不安につながっているものだと治療を重ねるたび悔しい思いを募らせております。悲しい現実です。しかし、嘆いているだけでは変化は起こりませんので、治療を受けていただいた患者さんに、矯正(アジャストメント)が安心、安全で有効な治療方法であることを体験していただき、認識していただければと願っております。
(ただし、頑固に矯正にこだわることなく、病態により柔軟にカイロプラクティックの各種テクニックを使用することを付け加えておきます。)
本来、美しい矯正(アジャストメント)とは、患者さんの年齢、体格、筋肉の質、関節の柔軟性などを十分考慮して、大きな力を必要とせず、テコの原理を用い一瞬に行われますので、患者さんに負担はかかりません。まして矯正は「ボキッ」と音を鳴らすことではなく、ゆがみ・ひずみを正しいポジションに戻し、神経生理機能を改善し健康を増進させることが最大の目的です。
僕は、一人でも多くの方がカイロプラクティックのアジャストメントの素晴らしさを知っていただけるよう、プラウドカイロプラクティックの最大の特色であるレントゲン診断、さらに問診、検査で得られた情報から病態のメカニズムを見立て、これまで以上に美しい安心、安全な矯正(アジャストメント)を行い、患者さんの健康につながるよう努力します。