前の晩の深夜に到着したバンコクのリゾートホテルが仕事の現場。


街で追加のケータイを調達しようと、ガイドブックの地図にある、大きなビルのあるところを指定してタクシーに。


空港からホテルまでのタクシーが500バーツだったのに、倍は走っただろうここまでの料金が157バーツ。


街で拾ったタクシーは安くて安心と短絡。

満足して200バーツ渡して、おつりはチップ。


タクシーを降りてみれば、大きなビルはひとつだけ。

周りは衣料品の卸売り店が集まっている(マナハーク市場)。


用事はともかく、軽食をとることに。

フォ~!(は、ベトナム?)


悪いようにはされませんでしょう


初めてのバンコクだし、バイクはぶんぶん走っていて、クラクションはプープーなっていて、おまわりさんも怒っている。


どの店でなにをどう頼んだらよいのか、わからない。


わからないまま屋台の列を流す。


意を決して店を決め、テーブルに腰掛ける意思を表すと、その席で新聞を読んでいる少年が怪しい微笑とともに席を空けてくれた。


私は強がって微笑を返す。


他人の食べているものを指差してピースサイン(2人前)。


クラッシュアイスの入ったカップがおびえたような表情の少女の手で置かれる。


生の水は危ないと聞いているぞ


テーブルにあるピッチャーを開けてみる。

水だ。

(やめたほうがよいだろう)

飲み物があるはずだと屋台の周りをうろうろしていたら、屋台の主がおびえた少女を小突いて、クーラーボックスのふたを開けさせた。

要領はわかっている振りをしてスプライトを2本取り上げて、100バーツ札を渡す。


60バーツ返ってきた。


スプライト、だろ?


スプライトがうまい。

やっぱりのどが渇いていたんだ。


緊張で?


うっヴぉ~!


恐る恐るスープをすくう。


う、うまい!


夕べ深夜にホテルのレストランで食べたどの料理より、うまい。


魚のすり身の団子やかまぼこみたいなものも、うまい。


ぜんぜん臭くない。


上品な味。


この店に決める前に何件か見た、うろこばっちりの川魚を食べている人たちを見ていたので、安堵感とともに感謝の気持ちがわいてくる。


同行者は冷麺みたいなものが食べたいといってこれを頼んだが、冷たくて臭かったらどうしようと思っていたので、運ばれてきた湯気を見てさらに満足。


バンコクの屋台は、うまい!と短絡。


それぞれの常識


バンコク基本調味料の4点セット。


ナンプラー。


唐辛子を浸した酢。


唐辛子の挽いたもの。


砂糖(味の素に見えたが)。



53バーツといわれて120バーツ出したら、おつりを出すそぶりもなかったので、にっこり笑って帰ってきた。


バンコクはいいところだと短絡。