A君は、4枚のカード[1]、[2]、[3]、[4]が入った袋から1枚を取り出して数字を確認した後に袋に戻し、再度袋から1枚を取り出して数字を確認する。B君は、6枚のカード[1]、[2]、[3]、[4]、[5]、[6]が入った袋から1枚を取り出して数字を確認する。A君は取り出したカードの数字の合計が、B君は取り出したカードの数字が、それぞれ得点となる。次の問いに答えよ。(1)A君の得点が4点以上となる確率を求めよ。[答えのみでよい]

(2)B君の得点がA君の得点を上回る確率を求めよ。

(注) 確率→小学生の場合、とりあえず、すべての場合に対してある場合が起こる割合と考えればよいでしょう。

 

塾高の入試問題ですが、場合の数の問題として出せば、慶應中等部や普通部に受かる子の大半が解けるでしょう。

Aの得点については、サイコロを2回振る問題の解法(6×6の表をかく解法)と同様の解法でもれなくダブりなく数え上げることができるでしょう。

なお、サイコロを問題で6×6の表をかく解法は、中学入試や高校入試だけでなく、大学入試でも役立つのでしっかりマスターしておきましょう(神戸大学2024年理系数学第3問の解答・解説を参照)。

詳しくは、下記ページで。

 慶應義塾高等学校2018年数学第3問(問題)

 慶應義塾高等学校2018年数学第3問(解答・解説)

 

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