半年ぐらい前から発表されたE-girlsの新曲E.G.Anthem-WE ARE VENUS- が遂に解禁されました。
EXILEのライブでやっていたE-girls Anthemはありましたけど、今回は全く別物です。
Anthem(国歌)というぐらいだからE-girlsを象徴するダンサブルな曲かなと想像していました。
そしてMTVのVMAJで初披露されました。
制服ダンスと思われる迫力あるダンスセッション、そして曲を聴いて思いました
コレだ!
迫力あるライブパフォーマンスは何度見直しても楽しい
そのVMAJでE-girlsは最優秀振付け賞を受賞されました
おめでとうございます!
さてPVですが
ほぼ毎回言っているが、
今までで一番良い!
今回の曲は70年代後半~80年代初頭のディスコファンク、、、そう、僕の専門分野なんですよ。
こういう曲もやってくれるようになって素直に嬉しい。
Follow Me~ごめんなさいのKISSING YOU、クルクル辺りでファンになった方は戸惑うかも知れませんが、
耳に残りやすいメロディーはハマりやすくPV自体とても見応えがあります。
そもそもE-girlsとは本来
①ダンスを前面に出しているグループ
②EXILEの妹分
つまり、そういう曲調になるのは自然の流れじゃないでしょうか。
勿論、エレクトロ系、トランス系のクラブ曲やSTYが作りそうなゴリゴリのR&B曲という選択肢もありますが
その辺を選ぶと曲調とメンバーのイメージのズレが生じる
対してディスコファンクは明るい要素も出せつつ、カッコ良さ、セクシーさ、ひいては可愛さも出せる。
そして踊れる。
判りやすく言うとAmi(明るいpop系)とErie(ゴリゴリのセクシーダンス系)が上手く共存できる曲です。
イントロに出るサビ部分
右にHappiness、左にFlower E・G・I・R・L・S Funky girls♪
はモロにファンクぽいパワーフルな歌い方です。
歌自体もファンク調だが、絶妙に耳に残るキャッチーな物に仕上げるところはさすがだなと思う。
歌詞云々と言う方がいますが、RYDEENと同じく、楽しく踊ろうというノリ重視曲なので問題ないと思います。
そしてファンクといえばカッコイイドラム、カッティング&ワウギター、流れるようなベースライン、キーボード
個人的に間奏部分から各グループ別のダンスの所が好きです。
・Happinessのパワーフルなダンスのバックにドラムソロ(振り付け考案 SAYAKA)
・Flowerのセクシーなダンスのバックにベースソロ(振り付け考案 中島美央)
・Dreamのセクシー/パワーフルなダンスのバックにギターソロ(振り付け考案 Erie)
・E-girlsの可愛いキレキレダンスのバックにワウギターソロ
↓本人達の解説があるのでこちらでご確認ください
リンク
ライブはこのシーンで着ている衣装を着用して欲しい
映像に関しては、
全体的にRYDEENぽいが、今までやってきたカラーフルpopの世界感を殺さずに残している。
カラーフル調と近未来的なディスコ調に区切られた部屋が印象的で、
E-girlsでは明るいカラーフルなポップとカッコ良いダンス曲を両立したいという意思を感じさせられる。
今回で自分達(E-girls!?LDH!?)の目指していた形にかなり近づけたように思います。
もしくは「E-girls」という一つの形が確立されたと思います。
本来ファンクは当時のディスコに通った人間か70年代ブラックミュージックが好きなマニア層が聴く音楽でした。
それを絶妙にJpop流にアレンジし、売り出す事によって、
中高生にもそういったビートやグルーヴ感を知ってもらう事に意義を感じる。
Follow MeやごめんなさいのKISSING YOUのような恋愛要素は皆無だが、
歌とダンスで「ガールズパワー」というものを感じる事ができるのでは、と思います。
これからもE-girlsに新しい価値というものをどんどん提供してもらいたい。
それを成し遂げられるのがE-girls。