実は、先程のブログに載せた曲は放送終了後にすぐに出来ていたんですが、その後「高血圧性脳症」と言うストレスによる急激に血圧が上がり脳に浮腫が出来るという病気と診断されて、1週間ほど生死を彷徨ってました。
今は治療の甲斐あって普段通りの生活に戻れてますが、人間、いつ死ぬか分からない、そういう歳になった事を自覚しました。
僕は今まで友人、祖父、祖母、叔母、伯父、5匹の飼い猫の死に立ち会って来ていて、それぞれ納棺もしていたので自分が死ぬ事に対しての恐怖は一般の人に比べたら少ないんですが、まだやりたい事もあるし、今飼ってる3匹の猫たちの事も考えるともう少しは生きていたいです。

今年5月7日に叔母を、6月25日に伯父を亡くしました。
僕の弟は手がかかる子だったので、幼い頃から小学校を卒業するまでの間、夏休みとか長期の休みの期間は必ず亡くなった祖父母や叔母、伯父の家に預けられてたので、育ての親同然の人でした。

特に伯父は僕が大学生の頃からゼネコンの仕事の元請けの会社を経営していて、僕の友人までアルバイトさせてくれて、当時としては破格なバイト料を払ってくれてありがたったし、僕が社会人になってからも僕の勤めてる会社から必要な商品を全部買ってくれ、その後、東京都立川市の昭和記念公園や茨城県のひたち海浜公園、静岡県の子供の国などの全国の公共施設を作り、国土交通大臣賞を6回も受賞し、2020年の東京オリンピックの工事の受注までして、完成を見たかっただろうけど、69歳という若さで肝臓癌が全身に転移して亡くなりました。
幸い、後継者にも恵まれたので伯父の会社は安泰ですが。
孫も5人いて、一人あたり1億円の遺産を残して逝きました。

納棺は伯父の娘婿と僕で行いましたが、まだやりたい事があったらしく、棺に納める時には肘を張って入りたがらなかったです。

社葬も兼ねて葬儀を行ないましたので盛大に且つ無事に終わりましたが、翌日の夜、締め切った僕の部屋が一瞬お線香の匂いが充満して、「来てくれたんだね?」って声を出した途端お線香の匂いが消えるという不思議な出来事がありました。

伯父は浄土宗、僕は神道と信仰は違っても、人は亡くなったら平等なんだと思った瞬間でした。