【感想】 Max:The Curse of Brotherhood | 遙か宇宙の彼方へ

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のんびりと更新していく予定です

 Max:The Curse of Brotherhood(マックス:ザ カース オブ ブラザーフッド) の感想(レビュー)です

 かなりのネタバレを含む感想(レビュー)です

 見るときに注意してください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


---------キ-------リ-------ト-------リ---------

 

【PV】

 

 

 

【感想】

 

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 アクションゲームとマジックマーカーを使うパズル要素が組合わさったゲームです

 アクションゲームとしては程々の難しさです

 

 一つのステージはボリュームがあるけれども緩急がしっかりついています

 そのため飽きませんでした

 

 日本語にローカライズされていないけど難しい言葉はありません

 コミカルな物語で見ているだけでも楽しいです

 

 ゲームをクリアし、やり込み要素を集めているけど、まだいくつか残っています

 

 

 グラフィック・音楽について

 

 綺麗なグラフィックで背景とかもよくできています

 ステージによっては背景で何かが動いていることがあるので見てみるのも悪くないかと思います

 

 

 ステージにピッタリ合っているオーケストラサウンドによる音楽です

 

 フルボイスです

 目的を達成したり危険なときに喋る言葉が数パターンあるのでリトライしたときに違う台詞を言うことがあります

 

 ゲームを始めてすぐのデベロッパーとかの紹介の音がうるさすぎます

 初回プレイのときにビックリしました

 

 

 《説明》

 

 アクションアドベンチャーゲーム です

 

 

≪操作≫

 

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 左スティック:移動

 左スティック下:しゃがむ

 

 ✕ボタン:ジャンプ、ドロー

 

 □ボタン(長押し):物を掴む

 □ボタン(長押し)+ 左スティック左右:掴んだ物を押し引きする

 

 △ボタン:インタラクト、Evil Eyes(イービルアイ)を引きちぎる → ボタンが表示されたら

 

 オプションボタン:ポーズメニュー

 

<マジックマーカー>

 

 R2ボタン(長押し):マーカーを取り出す

 R2ボタン(長押し)+ ✕ボタン:マーカーの使用

 R2ボタン(長押し)+ □ボタン:マーカーを使用した部分を消去する

 

 

≪基本≫


 1.マジックマーカーについて

 

 (1) 各色の渦にマジックマーカーを動かすとインクが溜まり薄くサークルが表示される

 

     a.渦からマジックマーカーで線を描く。線は色によって効果が違う

     b.線を描くとインクが減りサークルが小さくなる

       インクがなくなるまで描くことができる

 

     (a) 渦によって描ける長さが異なる

 

 (2) 赤紫色の渦を除いて、描いた線を消去することができる

 

     a.消去すると再び線を描くことができる

     b.消去したときに残る物がある

 

     (a) 再び線を描くと残った物は消去される

 

 2.各色の渦の特徴について

 

 (1) オレンジ色の渦

 

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     a.地面や床に渦があり、どこから真上に描くと土が盛り上がる

 

     (a) 真上に盛り上がる

     (b) 盛り上げているときに左スティック左右で左右に微調整する程度

 

     b.物にぶつかるとインクが残っていても終了する

     c.一度盛り上げた土からさらに盛り上げることはできない

     d.渦の上に主人公や物があるときに土を盛り上げると乗ったまま高いところへ運べる

 

 (2) 緑色の渦

 

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     a.渦から線を描くと木の枝になる

 

     (a) マジックマーカーで描いた通りの枝となるが重力が働く

 

     b.木の枝を□ボタンで切ると地面に落ちる

 

     (a) 木の枝を運ぶことができる

     (b) 足場として使える

     (c) 水に浮かべると川の流れに乗って動く。このとき乗ることができる

 

     c.もう一度同じ渦から木の枝を伸ばすと切った枝は消える

 

 (3) 黄緑色の渦

 

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     a.渦から線を描くと蔦になる

 

     (a) 斜めに描くとブランブラン揺れる

 

     b.蔦をロープ代わりにする

     c.蔦を木の枝や盛り上がった土に伸ばすと結ぶことができる

 

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     (a) 結んだ状態の蔦を切るとロープとなる

 

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     d.蔦を切ると地面に落ちる

 

 (4) 水色の渦

 

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     a.渦から線を描くと水が出る

 

     (a) 線の軌跡に合わせて水が流れる

 

     b.水に入ると水流に乗って勢いよく移動する

     c.切った木の枝やブロック など の物も動く

 

 (5) 赤紫色の渦

 

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     a.渦から線を描くと赤紫色の炎が線に沿って発射する

 

     (a) 放物線を描くように飛ぶ

     (b) 一回につき一発しか出ない

 

     b.炎でキラッと光っている物(岩・パイプ)を破壊する

     c.炎で敵を倒す

     d.炎を描いた木の枝に当てると赤紫色に光る

 

     (a) この枝からも炎を出せるようになる

     (b) 切った木の枝でも可能

     (c) 赤紫色の渦から炎を発射しても木の枝から炎を発射することができる

     (d) 赤紫色の枝が消えるまで何回でも炎を撃てる

 

     e.マジックマーカーで描いた水の影響を受けない

 3.Evil Eyesがステージのどこかにいて、全部で75匹いる

 

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 (1) 近づくと△ボタンが表記されるのでボタンを押すと引きちぎる

 

     a.ジャンプ中に空中で△ボタンでも引きちぎることができる

 

 (2) オプションボタンを押すと画面右上にステージにいる Evil Eyes の数と引きちぎった数を確認できる

 

     a.引きちぎると丸がオレンジ色で塗りつぶされる

     b.ステージの順番に塗られるので、塗られた丸の前に空きがあると現在地の前のどこかにいる

 

 4.Secrets(Amulet)がステージのどこかにひとつある。全部で18個ある

 

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 (1) 破片のひとつを取ると今まで取った破片とくっつく

 (2) オプションボタンを押すと画面右上に Secrets を確認できる

 

     a.手に入れると丸が水色で塗りつぶされる

 

 

 ゲーム内容について

 

 兄 Max(マックス)が弟 Felix(フェリックス)のいたずらに程々嫌気がさしネットで弟を消す方法を調べていたら本当に連れ去られてしまいました

 

 マックスは弟を取り戻すために冒険に出ます

 

 

 画面奥で弟がビーストに連れ去られていく様子が見える中マックスが追いかけます

 

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 ようやく追いついたと思ったら鳥の怪物に連れ去られてしまいます

 

 その後音沙汰がなくなるけど、Mustacho という怪しい人の元へ連れて行かれたことがわかります

 

 

 テンポよく進んでいくアクションゲームで、一つのステージ内に緩急があります

 たとえば、

 

 マジックマーカーを利用して先に進むパズル要素

 様々な危険から対処するパート

 敵(主にビースト)から逃げるパート

 

 など があります

 パズルとアクションがうまく両立しているゲームです

 

 究極的な状況に追い込まれたときはスローとなります

 この間にマジックマーカーで対処することで危機を回避します

 

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 ハラハラします

 

 このため一つのステージでだらけたり、全ステージの途中で中弛みすることが一切ありませんでした

 また、一つのステージはわりと長めだけど途中でロードがなくサクサク進みます

 新しいステージを始めるときにロードがあります

 

 

 ステージは凝っていて、特定のステージでしか出てこないギミック など があります

 

 たとえば、暗闇のステージは真っ暗で何も見えません

 

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 しかし、マジックマーカーが光の代わりになります

 

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 マジックマーカーを出すと周囲が明るくなるけどマックスを動かすことができないので、周囲を確認してから移動することになります

 

 マジックマーカーの使い方がユニークだし、マジックマーカーを出したときに移動できないのがなかなか憎いです

 

 

 後半になると難しくなるけど、全体を通して難しいわけではありません

 リトライが細かいのは嬉しいです


 

 クリアするとタイトルメニューが SELECT LEVEL に変わります

 ここで、やり込み要素をチェックできます

 

 やり込み要素を取ったらクリアしないでステージを終了しても取ったままになっています

 

 やり込み要素の一つ Evil Eyes を引きちぎっているとイベントが起こることがあります

 

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 監視カメラの役割をしているようでマックスを見張っているのかと思います

 

 

 その他・まとめ

 

 イベントムービーがあるけど、全体として操作している時間の方が長いです

 また、イントロムービーもテンポよく進み、あっという間に操作できるようになります

(一部違うけど)

 

 だれることなくプレイできるのはアクションゲームにおいて重要です

 

 カメラアングルが場面によって変わるのは演出があるパートで、アクションゲームとしてカメラが問題になることはありません

 

 また、操作性がいいのもアクションゲームとして重要です

 

 

 コミカルな物語で英語しかないけどわかりやすいです

 字幕が表示されるのでわからないということはありません

 動きもあるので見ていて楽しいです

 

 

 お勧めです

 

 

【評価】

 

 ○:背景も含めたグラフィック、ステージにピッタリな音楽

 ○:コミカルな物語 → 日本語はないけど難しくない
 ○:レベルデザイン

 ○:操作性が良い
 ×:マジックマーカーで描ける渦が見えづらいことがある