Justice Sucks（ジャスティス サックス） の感想（レビュー）です
かなりのネタバレを含む感想（レビュー）です
見るときに注意してください
－－－－－－－－－キ－－－－－－－リ－－－－－－－ト－－－－－－－リ－－－－－－－－－
【ＰＶ】
【感想】
ＳｃｒｅｅｎＣｈｅａｔ など のゲームを開発したオーストラリアの ＳａｍｕｒａｌＰｕｎｋ が解散することを発表しました
ユニークなゲームを開発しているデベロッパーの解散は個人的に悲しいです
このゲームも同じデベロッパーの作品であり、前作の Ｒｏｏｍｂｏ：Ｆｉｒｓｔ Ｂｌｏｏｄ から進化しています
物語があり、システムとマッスル方面にパワーアップしています
前作をクリア済みですが今作は前作よりプレイしやすくなっています
クリア目標も多くなりプレイして面白かったです
グラフィック・音楽について
前作同様主役のお掃除ロボットはかわいいです
それに加えてマッチョが加わって筋肉がすべてを救うみたいな感じになっています
血があちこちに飛び散り、お掃除すると肉片とかに分解されるけどリアルっぽくないのでグロくはなりません
お掃除タイムの音楽は前作と一緒です
前作ではトラウマだったお掃除タイムも今作は快適になってトラウマ曲から卒業しました
《説明》
ステルスアクションゲーム です
≪操作≫
左スティック：移動
Ｒ１ボタン：クラクション → 音で人を引き寄せる
✕ボタン：ダッシュ → エネルギーメーターを消費する。救出中にダッシュすると落としてしまう
△ボタン：マップ → 重要なポイントが表示される
□ボタン（長押し）：やりとり
オプションボタン：ポーズメニュー
＜ハッキングモード＞
Ｌ１ボタン：ハッキングモードへ → 時の流れが遅くなる
右スティック：トラップを選択
Ｒ２ボタン：ハイライトされたトラップの発動
Ｒ１ボタン：ハイライトされたトラップを弾く → 音に誘われて人を引き寄せる
＜掃除＞
Ｌ２ボタン：吸引ブースト → エネルギーメーターを消費する
＜吸い込み・射撃＞
Ｌ２ボタン（長押し）：目標物を吸い込む → 一度に３個まで溜め込むことができる
右スティック：方向を決める
Ｒ２ボタン：溜め込んだ目標物を撃つ → 長押しの時間に比例して撃つ距離が長くなる
＜血液能力＞
方向キー右：発動
右スティック：狙いを定める
Ｒ２ボタン：突進
≪基本≫
１．ワールド画面で、ワールド → ステージ と選択していく
（１） ロードアウトを確認で、アビリティ・パークを装備する
（２） ステージ選択画面では、クリアしたときにアンロックするアビリティ・パーク、入手できる電力、目標がわかる
（３） ステージをクリアすると電力が手に入る
ａ．電力ゲージがマックスになるとレベルが上がり、次のワールドがアンロックされる
（ａ） 電力ゲージがマックスになると体力かエネルギーにブーストポイントを割り振る
２．ステルスで様々なものの下に隠れることができる
（１） 敵の索敵範囲は黄色で表示される
（２） 敵の移動経路は青色の点線で表示される
３．ハッキングモードを起動すると時の流れが遅くなる
（１） トラップで敵にダメージを与える
（２） トラップの発動範囲が表示されるので、その中に敵が入ったときにトラップを発動させる
（３） トラップの中には複数回使用できる物がある
○印で回数がわかる
（４） トラップの組み合わせで能力がアップするものがある
例：水 ＋ 電気 で水に電気が残り水に触れるとダメージを与える
４．吸い込みできる物があり、一度に三個まで溜め込むことができる
（１） 画面右の四角がストックした物
（２） 物を敵に投げることでダメージを与えることができる
（３） 氷漬けの敵に物を撃つと倒すことができることがある
５．血を掃除したり、敵を吸い込んで肉の塊にしてから食べると血液能力で使うための血液メーターが上がる
（１） 血を掃除すると不足している体力バッテリー（画面左下の黄色のゲージ）が補充される
（２） 血液能力は血や土を集めて使う強力な必殺技
ａ．能力ごとに血液メーターがあり満タンになる速度が違う
６．クリアすると新しいミッション、新しいアートワークがギャラリーに追加される
（１） 新しいミッションは後日譚で、クリアするとアニマティクスが追加される
ゲーム内容について
前作でお馴染みの家から始まります
前作の続きからかわからないけど家族が旅行から帰ってきました
前作でお掃除下手を露呈しメチャクチャにしてしまったけど家が綺麗になっていてよかったです
家族の指示の元チュートリアルを行います
このとき、主役のお掃除ロボット ダスティ の操作性が前作よりよくなっているのを感じました
これだけで楽しくなる予感がしました
最後に家族みんな出掛けてしまい、お約束の泥棒が侵入するという前作同様のシチュエーションとなります
ここでも「お掃除」がやりやすくなっているのを感じました
お掃除に余裕があり操作性がよくなっているのもあって完璧にできました
チュートリアルではないけれども掃除を１００％達成でビックリしました
チュートリアルだけで前作からより遊びやすくなっているのがわかって本番が楽しみになりました
また、前作より吸い込める物が圧倒的に増え、吸い込んだ物で攻撃できる機会が増えました
マクリーンの上に乗せることができる物があります
たとえば、猫
初めてみたときにビックリしました。こういうのは前作にありませんでした
後は特別な武器があります
その後、大きい事件に巻き込まれテレビの世界でお掃除することになりました
セクシー・マクリーンが爆誕しマッスルに傾き始めます
ワールド制になっていてステージを選びます
最初のワールドがマクリーン宅から家族の姓がマクリーンと知ります
前作からの謎が解明されました
クリア目標も前作と比べて増えました
前作の目標は盗まれないようにすることだけでした
しかし、今作では家族を救出、敵を全員倒す など 前作よりバリエーションがあります
ステージによっては、たとえば、敵に見つからないように のように条件が追加されることがあります
前作でお馴染みの物を盗まれないように守るという目標はウェーブ制になりました
敵を全滅させたら次のウェーブが始まります
ハッキングできる物はそのまま、かつ、使用済みは回復しません
このため適当にハッキングモードを使用していたら使える物が少なくなっていきます
物をポイポイ投げたり今作で追加されたスキルを使用することで打開できるかと思います
ボス戦が格ゲーでした
セクシー・マクリーンが初めて主役となります
コマンドは多分ありません
前半戦 → 雑魚敵集団（倒すとＨＰ回復）→ 後半戦 の順となります
初戦は後半戦で押し切られて負けてしまいました
対戦相手が攻撃するときにダッシュで背後に回って攻撃した方がガードするよりも確実でした。特に後半戦
クリアした後にギャラリーがあることを知りました
タイトル画面で、その他 → ギャラリー で見ることができます
映画制作技術・アートワーク・アニマティクス の三種類あり、アートワーク はクリア後にアンロックされました
映画制作技術 は本編のムービーかと思います
しかし、アニマティクス がロックされています
新しいミッションもアンロックしました。おそらくクリア後の世界だと思います
後日譚が用意されているとは思わず嬉しいです
ステージ数は少ないけどボリュームがあります
二つの新ワールドには合計４ステージあります
ラスボス戦も用意されています
ジョジョのヌケサクのような
この後日譚は動機と目的が釣り合わないバカゲーで、典型的なアメリカのコメディドラマにありそうです
また、ゲームネタが散りばめられています
続編がありそうなエピローグで、そして再びスタッフクレジットがあります
その後 アニマティクス がアンロックされました
その他・まとめ
前作から正当進化しています
前作よりもボリュームアップし、より面白くなっています
今作から始めた人は前作をプレイしなくてもいいかもしれません
理由は、前作が実験作という印象が強いからです
アニメやゲームネタが散りばめられているのは前作と同じです
トロフィーにはジョジョネタがあったり、イベントでエヴァンゲリオンネタがあります
セクシー・マクリーンが登場する など バカゲーっぽい雰囲気となっているがシステムは真面目です
前作をプレイしているならすぐに慣れ、前作よりもパワーアップしているのでさらに楽しめます
お勧めです
【評価】
○：前作よりも進化している
○：濃いキャラクターの登場、様々な目標、ステージの追加
○：操作性がよくなった
×：一つのステージのボリュームが後半になると極端に長くなる