「The History of 'Get Wild' 30th Anniversary Mix Perfect Version The First Period」、長ったらしいので以下「オレのゲワイ」とします。
おかげさまで「SoundCloud」の「オレのゲワイ」のリスナ数が着々と増えていますが、昨日「YouTube」に対して挑戦的な態度を取ってみたところ、一応まだ「公開」されているようなので告知させていただきたい。
巷で密かにファンがいてくれる「オレのゲワイ」の昨年2019年04月27日に千葉市 南部青少年センターでやった「ライブバージョン(~Exhibition Style~)」である。
ちなみにライブの告知はここでしてます。
ライブ後記はこちら。
「TM NETWORK」の「KISS YOU」に倣うなら、「"More Metal"」と言ったところだろうか。
「SoundCloud」はあくまでも「音」だけだったのが、「YouTube」だと映像があるので、熊切が「動きます」。
前半は各「Get Wild」の調和、後半は「弾きまくり」です。
では、改めてセルフライナーノーツを書いてみる。
以前にごく一部の方に公開したときのライナーノーツからアップデートしてあるので、ポイントは全部で25個。
ポイント1
00'17"~01'49"
ゲワイのサンプリングボイスでボリュームキャリブレーション&ウォーミングアップ。ただ単に遊んでいるわけではない。ちゃんと「アイコンタクト」でキャリブレーションしてます。
ポイント2
01'50"~
導入は「Get Wild 2017 TK REMIX」。
ポイント3
05'43"~
「Get Wild 2015 -HUGE DATA-」では木根さんのガットが入るが、木根さんには休んでもらって「Get Wild 2015 -HUGE DATA-」のイントロフレーズ2へ移行。
ポイント4
06'55"~
漸くAメロが始まる。
ポイント5
07'10"~
「Get Wild 2017 TK REMIX」を踏襲。
ポイント6
08'37"~ など
サビの裏メロディー。
「ドヴォルザーク作曲『ユモレスク第7番変ト長調 作品101-7』」からのフレーズ。
ちなみに、「ドヴォルザーク作曲『ユモレスク第7番変ト長調 作品101-7』」とはこれだ。
01'25"からのフレーズを取り入れてる。
いわゆる「小室コード進行」と言われる「Am-F-G-C」は「ドヴォルザーク作曲『ユモレスク第7番変ト長調 作品101-7』」からインスパイアされていると「オレ」は思っている。
小室哲哉氏はこのコード進行で行った何曲創ってるだろうというくらい多く使われているコード進行だ。
例えば、
・The Point of Lovers' Night (TM NETWORK)
・RHYTHM RED BEAT BLACK (TMN)
・悲しいね (渡辺美里)
・ムーンライトダンス (渡辺美里)
・WOW WAR TONIGHT (H Jungle with t)
・愛撫 (中森明菜)
などなど。これはほんの氷山の一角です。
ポイント7
09'07"~
オリジナルでは2コーラスだが、4コーラスにして気分を高揚させている。
ポイント8
09'36"~
まさかここで登場するとは思わないだろうと意表を突いた「GET WILD DECADE RUN」。
ポイント9
10'19"~
「GET WILD DECADE RUN」と「Get Wild 2015 -HUGE DATA-」の間奏の調和。
ポイント10
10'34"~
「Get Wild 2017 TK REMIX」の間奏への移行。
ポイント11
10'49"~
2拍のブレイク。
ポイント12
12'09"~ など
Bメロ(「It's your dream or my dream or somebody's dream」の部分)のオブリガート「ホルン」のフレーズは熊切による解釈。
ポイント13
16'02"~
熊切作曲渾身のピアノソロ1。
ポイント14
17'00"~
我が敬愛する、スウェーデン出身ギタリスト「イングヴェイ・マルムスティーン」のアルバム「Rising Force」の7曲目「Little Savage」からの美しい下降クリシェ+クラビによる3連符フレーズ。
下降クリシェはストリングス系音色、その後の3連符フレーズはピアノ系音色でユニゾン。
ポイント15
19'15"~
熊切作曲渾身のピアノソロ2。
ポイント16
20'27"~
クールダウン。
ポイント17
20'44"~
2拍のブレイク。
ポイント18
22'19"~
我が敬愛する、スウェーデン出身ギタリスト「イングヴェイ・マルムスティーン」のアルバム「Magnum Opus」の7曲目「Voodoo」からの泣きフレーズ。リード系音色での間引きユニゾン。
このギターソロはさすがに全部シンセでユニゾンは出来ないので「間引きユニゾン」しています(←間引きユニゾンって何だよ)。
ポイント19
23'17"~
単調だったサビの裏メロディー(「ドヴォルザーク作曲『ユモレスク第7番変ト長調 作品101-7』」からのフレーズ)のオクターブプレイ。
ポイント20
23'46"~
1987年リリースオリジナル「Get Wild」での一番の魅せ場のメロディー転調。同じ主題を使っているが「コーダ」的な部分。
このスペシャルバージョンは他にも魅せ場があるため、それらに埋もれないように、ピアノ系音色のTrebleとAttackを強めにしてある。
更に、下降グリッサンドで大サビに入る。
ポイント21
24'01"~
大サビの裏メロディー。
「ドヴォルザーク作曲『ユモレスク第7番変ト長調 作品101-7』」からのフレーズから一転して、「TM NETWORK」の1988年ツアー「KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX」の「Human System」大サビに入る前のフレーズを引用。
ポイント22
24'30"~
我が敬愛する、スウェーデン出身ギタリスト「イングヴェイ・マルムスティーン」のアルバム「Magnum Opus」の1曲目「Vengeance」からの「THE イングヴェイ」節フレーズ。リード系音色でのユニゾン。
ポイント23
24'59"~
再び、大サビの裏メロディー。
25'14"からはオクターブプレイ。
ポイント24
26'26"~
1987.06.04 TBSテレビ「ザ・ベストテン」に「スポットライト」枠として初登場したときのピアノで終わるエンディングを再現。
ポイント25
26'31"~
このラストのウインドチャイムは実は「怪我の功名」というか「偶然の賜物」。この曲を創っている最中に誤って鍵盤を押したら鳴ったのがこの「ウインドチャイム」。なかなか良いじゃん、ということで採用。
こんな感じでしょうか。
さて実はこのライブ、演奏しながら裏でリアルタイムレコーディングをしてました。
それを少々修正したのが「SoundCloud」にアップしてある音源です。
なので順番としては、
1.リミックスオリジナル版作成(2017年)
2.オリジナル版をベース音源としてライブ(2019年。このライブ映像です。ライブしながら裏でリアルタイムレコーディング)
3.ライブ+リアルタイムレコーディング版を修正して「SoundCloud」にアップ
となっています。
ということで、「SoundCloud」も再度宣伝しておきます。
是非、観て、そして聴いてください。アナタの約30分をオレにください。