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日曜大工の道具で素人がゼロから始められる、かんたん!木製サーフボード「プロトプラスティコ」 
サーフボードを自分で作ってみよう!!!

サーフボードに関して、好きなだけウンチクを語れる掲示板サイトを開設しました。
アマチュアビルダーやプロフェッショナルビルダー、サーフボードマニアも大いに語り合ってください。




サーフボードビルダーのためのフォーラムサイト
$protoplastico surfboards & designs  木製サーフボードの作り方、おしえます。-title

あのー。

自宅の近くで一時停止違反をして、捕まってしまいました。

公園近くのT字路で、右側に公園の駐車場。

交通量は圧倒的に少ないものの、この駐車場に続く道が優先道路になっていて、その手前に一時停止線です。

 そのT字路に近づく途中で、駐車場の手前にミニパトが停まっているのに気がついたので、「駐車違反の取り締まりかな?」と思いながら、ウインカーを出して、しっかりと一時停止。

T字路を左折しようとしたら、20代前半くらいの若い男の警官が道影から出てきて、

「停まってください」という。

「あの、停まってますけど」

「ここ、一時停止なんですよね。左折して路肩に止めてください」

「だから、停まってます。見えてましたから」

指示に従ってクルマをとめると、そこには同い年くらいの若い警官と婦警が待っていた。


「パトカーが見えてたし、気がついていたんで、しっかりと一時停止しましたよ」

「いまのは一時停止線を越えてから停まりました。」

◼️◼️◼️

公園に続く上り坂は、大きな街路樹が植えてあって、T字路ギリギリまでいかないと木の幹に遮られてクルマが来ているか見えない。

「でも、停止線だと見えませんよね」

「皆さん、ちゃんと停まってます」

「停まってないと思いますよ。あそこまで出ないとかえって危ないですから」

「ですから、停止線の前でいったん停まって、発進してください」

そこにクルマが一台。一時停止線を越えてT字路ギリギリで停止。

「ほら、あのクルマも停止線で停まってない」

「わかりません。ここからだと停まったのか見えませんから」

見えていないものをどうやって一時停止違反だと判断したのだろう?

◼️◼️◼️

「でも、隠れて取り締まるってどうなんですか?事故の抑止が目的ならば、停止線の前で分かるように立ってればいいのに」

と妻が珍しく助手席から声を荒げている。

余談だが、妻はTV番組「警察24時」シリーズの大ファンで、違反者がゴネてるのを警官が説得しているのを見るの特に好きだ。

私もそれに付き合わされて、悪趣味だと思いながらも、それ系の番組をよく見ていた。

「じゃあ、向こうまで行ってみてみましょうよ。他のクルマも停まってないはずだから」

クルマのドアを開けて、T字路まで戻ってみようとすると、もう1人、30代手前くらいの警官が出てきた。

T字路の正面には街路樹の間に1mくらいの植込みがあり、そこに隠れて監視していたらしい。

んー、なるほどー。さては先輩警官が新人に【狩りの仕方】を教えてたんだな。

警官が隠れるところが沢山あって、交通量も少ない。ここは絶好の狩場だってことか。

新人警官が手間取っていたところに、運転席のドアが開いて、男が出てきたから、こりゃまずいと思って慌てて飛び出てきたんだろう。

「今のはッ 一時停止違反なんですよッ!」

先輩警官は後輩に模範を見せようとしたのか、高圧的な態度ででてきた。

助手席から妻が「なんで隠れてたんですか?」と追い討ち。

私は腹が立つよりも、なんだか面白い展開になるかもと思って、後ろを振り返ってT字路を見る。

「ほらほらほら、あのクルマも停まらなかったー。見に行って見ましょうよー」

◼️◼️◼️

私は若い警官を連れてT字路へ。

そのあいだも妻は「違反はわかりましたけど、なぜコソコソと隠れてたんですか?正々堂々取り締まればいいのに」と先輩警官に詰め寄っている。

先輩警官は激情型の熱血漢なのか、だんだん声が上ずってきた。

「隠れていたンじゃありませんッ!」

「隠れてないと取締りしづらいから?そうしないとノルマを達成できないから?」妻がたたみかけている。

「点数稼ぎじゃないんならば、なんで停止線の前で取り締まらないの?前に立ってればいいじゃないのよ。」

「それはッ、危ないからですッ!」

おいおい、いくらなんでもそれは意味不明だろう。
横断歩道の前に立ってることが、そんなに危ないことなのか?

もうちょっと気の利いた説明の仕方があるんじゃないのか。

「だいたい私が運転してた訳じゃないのに、なぜ警官に怒鳴られなきゃいけないの?」

◼️◼️◼️


私の方は、どのみち違反キップは切られるんだろうと腹をくくっているので、すっかり冷静になり、

どうせならば言いたいことは言っておこうと、若い警官を連れてT字路の停止線の脇まで行き、そこで説明を聞くことにした。

ここに立っていれば、さすがに他のクルマも取締りの警官がいることに気がつくだろう。

と、そこにクルマが一台。

ところどころ掠れてしまって見えづらい停止線のかなり前で停まった。

「おー、停まった」

「みなさん停まります」

「ほんとだ。停まるもんですね」

もう一台、来た。

「あー、今の見ました?停まってない。捕まえなきゃ」

「、、、、、、。」

「停まらなかったでしょ?なんで捕まえないの?」

「、、、、、、危ないですから、こちらに来てください」

さらにもう一台、来た。

「あー、停まったけど、線を越えてる。あれはダメでしょ?」

「今はあなたのことを言っているんです」

「でも、あれはダメだよねえ」

「完全に線を越えてませんから」

「いや、停止線を踏んでる時点で違反でしょう?そういう法律じゃなかったんでしたっけ?」

「あなたの場合は、だいぶ越えてましたから」

「そこは程度の問題じゃないでしょう。違反は違反。ちゃんと取り締まって」

「あなたの違反を言っているんです」

「それは違反のようですから、しっかりキップを切ってください」

「では免許証を見せてください」

◼️◼️◼️

ごそごそとサイフから免許を出してると、オバさんの軽自動車が走ってきた。

たぶん事故かなんかだと思ったんだろう。ゆっくりと徐行し、こちらを見ながらゆっくりと、、、停止線を越えていった。

あらー。オバちゃん。

それじゃあ、見えるようにワザとあからさまに揉めている意味がないじゃないのー!

「あー、また越えたー。とめて、とめてー!早くー!」

今のは流石にダメだと思ったのか、先輩警官が軽自動車を停めさせる。


そこに今度は、おじいちゃんがズルズルと停止せずに走っていく。

「あー、あれはダメだー。停めなきゃ。お巡りさん、停めてー、停めてー!」

道の向こうにいる若手警官と婦警に向かって、大きな声で伝える。

「停めなきゃー!ほらー!そっちー!」

「あれは、停めないんですか?」と妻。

「危ないですから!」と先輩警官。

危ない運転をしてるんだったら、それこそ停めなきゃだめだろう。

「ほら! あなたも危ないから下がって!」

先輩警官が私に向かって怒鳴っているが、こちらは車が通り過ぎてから道路に出てきたのだし、ここは横断歩道の上だ。

「危なくはないですよねえ。そのために皆さん一時停止してるんだし、ねえ、お巡りさん」

どうしたらいいのか、と黙る新人警官。


◼️◼️◼️

また一台、停止線を越えて停まった。

4人の警官が居て、さらにT字路の先には二台のクルマが停められているので分かっているはずなのに、

次々と停止線の先で停まるんだから、こうなると道路の方に問題があるんだろう。


「これじゃ公平ではありませんよね。私もお巡りさんと一緒にちゃんと見てるんで、ちゃんとやりましょうよ。ほら、今のも越えた。そっちー、停めてー、早く!」

先輩警官のとなりをズルズルとクルマが走っていく。

「停めないんですか?」と妻。

「こっちは命がけでやってるんだよ!!!危ないんだよッ、おい、そっちも下がらせろ!」

先輩警官が妻に向かって大声で怒鳴る。
若さのせいか、完全に感情的になっている。

素晴らしい意気込みだが、一時停止違反を取り締まるのに、命までかける必要はない。

こっちは新人警官の切った違反キップを見ながら、

「一時停止違反ですね。なるほど。裏は何が書いてあるんですか?」

「裏はいいです」

「でも、内容を確認してくださいって言ったので、、、」

◼️◼️◼️

違反キップに署名し、拇印を押していると、

マイルドヤンキー風のエルグランドが全く停止せずに交差点を曲がる。

「あれあれあれあれ、あれはダメでしょー。全然停まらなかった。私はちゃんと停まったのに。はやく捕まえてー、はやく!」

先輩警官がエルグランドの前に飛び出て停止させる。

おー、やっと命をかける気になったか?

「あなたはクルマをはやく動かして!」と先輩警官。

T字路には3台のクルマ。それぞれに1人ずつ警官がついて違反を説明している。

「いっぱい捕まえなきゃだめですからね。たしかにあそこにクルマがあったら捕まえられませんもんね。」

そういうと私はキップを貰ってクルマに戻った。

少しだけだが、警官の仕事を手伝えたので楽しかった。

何人か取り逃がしたが、それでも初めての取締りで2人も捕まえたんだから大金星。社会のためにもなったことだろう。

なるほど、これはやりがいがある仕事だ。

警察官のやりかたに対して、なにか言いたいことがあったような気がするが、忘れた。


































前回のブログから、またずいぶんと間が空いているので、

 

とりあえず近況から。

 

 

太り過ぎで、突然、右目が見えなくなりました。

 

【網膜静脈閉塞症+黄斑浮腫】

 

という病気らしく、目の中の血管が詰まったらしいです。

 

今はだいぶ見えてますけど、視野の一部分は全然見えてません。

 

 

というのも、

 

新聞を読んでたら、真ん中あたりの文字だけチカチカと点滅してるので、

 

あれっ?

 

っと思って、片目をつぶってみたら、右目の視野の真ん中だけ、磨りガラスのようにボヤケて見えない部分がある。

 

「ドライアイかな? それともオガクズが目に入って角膜を傷つけたかな?」といって目薬をつけてみたものの、一向に良くならない。

 

それでも病院嫌いの私は「たぶん角膜か網膜の異常じゃないかな、目を動かすとぼやける部分が移動するから、脳じゃないね」と楽観視していたものの、

 

「なんか悪い予感がするから、ちゃんと調べてよ」と妻。

 

 

 

無理やり近所の眼科に連れてかれたところ、

 

「網膜の血管が詰まって、血が溜まっています。健康診断で何も言われてません?高血圧とか高脂血症とか」

 

「ん〜。そういえば、最近、また2キロくらい太りました」

 

「こう言っては何ですけど、目で良かったですよね。先に脳や心臓の血管が詰まらなくて」

 

「ほっておいたら見えるようになるんですか?」

 

「そのままだと視力低下していって失明しますんで、できるだけ早急に施術してもらってください。ここでは目に注射をうてないので、他の病院を紹介しますけど、車を運転していったらダメですよ。」

 

「はああ、そうですか、、、」

 

 

ちょっと大きめの眼科に行ったら、おなじ治療の人が10人くらいいて、なんだそういうものなのかと一安心。

 

《眼球に注射》っていうと、いかにも恐ろしいんですが、実際には全然痛くなくて、5分ほどで終了。

 

プツンって感触が、イクラを歯でつぶした時のような感じで気持ち悪いですけどね。

 

 

しかし、この話が本当に怖いのはここからです。

 

 

この注射ってのが、なんと1本 45000円。

 

保健が効いても、この値段。いや〜それは高すぎるだろう。

 

しかも、1回じゃダメで、1ヶ月おきに半年間打ち続けることもあるという、、、。アイタタタタ。

 

そこにダメ押しするかのように女医さんの一言。

 

「時間がかかりますが、根気強くがんばって直していきましょうね。」

 

 

 

恐ろしいでしょ〜? 痛いでしょ〜? 

 

そりゃもう一気に血の気が引くほどの恐怖体験でしたよ〜。

 

 

網膜静脈閉塞症というのは、高齢者がかかりやすい病気らしいのですが、40歳代では珍しく、発症率は0.2%ほど。

 

注射とレーザー治療によって視力は回復するものの、根本原因が高脂血症なので、体質改善をしないことには再発の可能性があるとのこと。

 

そうなると脳梗塞や心筋梗塞の危険性が高くなってくるので、人間ドックを勧められました。

 

そんなには太っていないと思うんですけどねぇ。

 

まあ、体重計も最近は液晶画面の端に、【やや肥満】というお節介かつ、かなり失礼なメッセージを発してましたからね。

 

もともとがすごく痩せていたものだから、脂肪吸収しづらくて血液中のコレステロール量が上がりやすい体質なのかもしれません。サーフィンをしなくなったことにより、運動量が激減して、筋肉がぜんぶ脂肪にかわってしまいましたしね。

 

 

 

と、ここまでが長い前置きではありますが、

 

私がどうしてもどんぐり拾いに出掛けなければならなかった理由であります。

 

広々とした公園をウォーキングでもして、体脂肪率を下げようという魂胆です。

 

 

というわけで来てみたのが、

 

 

都会のオアシス 《新宿御苑》

 

それにしても雲行きがあやしいなあ。

 

残念なおデブちゃんの運命を暗示するがごとく、どんよりと雲が立ち込めています。

 

三浦半島の自然の中に暮らしているのに

 

なんでわざわざ新宿まで、どんぐりを拾いに行くのか意味不明ですが、

 

妻によると、珍しい種類のどんぐりが拾えるとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というのも、この新宿御苑。

 

もともとは《新宿植物御苑》といって、世界の植物を集めた大植物園で、

 

戦時中には御苑内の温室で野菜や果物を栽培し、宮中の食料をまかなう役割をしていたとのこと。

 

 

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知らんかったー。それにしても敷地が広大すぎて家庭菜園って規模じゃないよなー。

 

入るには入場料が500円かかるんですけど、そのおかげで観光客も少なく、

 

都心、それも超高層ビル群のど真ん中とは思えないほど、静かでリラックスできる空間が広がっているんです。

 

 

しかしまあ、温室に入った途端に、ほんとに別世界。

 

ジュラシックパークというかロストワールドというか。

 

 

この体験、この贅沢さ、みんなに知ってほしい。

 

だけど、来ないでほしい。うるさくなると台無しだから。

 

 

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ガラス張りの大温室のなかには南国の花が咲き乱れ、トロピカルフルーツがたわわに実る。

 

栽培されている植物はそれぞれ、《人の生活に役立ってきた植物》、《小笠原諸島の固有種》、《希少な樹上性ラン植物》などエリア分けされており、世界の気候帯とそれに適応した植物の多様性を巡るテーマパークのようになっています。

 

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おーっ!

 

マホガニーの木ってはじめて見ました。紫檀や黒檀もあります。

 

家具とかに使うからもっと大木なんだと思っていましたけど、イメージと違うなあ。

 

日本もかなり熱帯化してきたので、これからはコーヒーやマホガニーとかの広葉樹を植樹したらいいんじゃないでしょうか?

 

 

 

 

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植物の種類の豊富さも驚きなのですが、その植栽の方法が実に見事で、

 

パリ万国博覧会の温室を彷彿とさせるような、博物学的なアカデミックさはもちろん、

 

 

日本庭園のような遠近や高低差を利用した錯視効果が配されていて、

 

順路をぐるっと一回りすると、まるで世界を一周したような気分になるのです。

 

総天然色の植物図鑑の中を旅した気分っていうほうが正しいかな?

 

 

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アトラクション感覚で楽しめる、大規模で密度の濃い植物園としては、

 

《東京ディズニーランド・ディズニーシー》が最高峰だと思っていましたが、

 

それを超える素晴らしさです。しかもたったの500円。

 

 

 

いやー、みんなに知ってほしい。 いや、来ないでほしい。 混むと荒れるから。

 

 

 

おっと、そうだった。どんぐりを拾いに来たんだっけ。

 

 

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まあー、とにかく広いんですわ。

 

御苑の中で《シダーローズ》という変わった松ぼっくりが拾えるという情報をつかんでいるのですが、

 

どれがその木なのか全然わからない。

 

もしかしたら拾える時期じゃないのかもしれないし、誰かにすでに取られているのかもしれない。

 

ひたすら、ひたすら、歩いて探しているんですが、

 

血糖値が下がり、中性脂肪がゴリゴリと消費されていくばかりで、全然見つからない。

 

それとともに最近、めっきり弱ってきた膝と足首の軟骨もゴリゴリと削られていく。

 

なんだかすごく辛いなあ。

 

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あっ!!!

 

コレじゃね。

 

これ、シダーローズじゃね?

 

 

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ついに見つけました。

薔薇の形をした松ぼっくり《シダーローズ》です。

 

どの木がどこに生えているのか、入口で配られているガイドマップに載っていればいいんですが、

 

見つけるまでに1時間かかってしまいました。

 

調べてみると、どうやら、シダーローズという名前の木があるわけじゃなくて、

 

 

 

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《ヒマラヤスギ》《アトラスシーダー》の松ぼっくりのことを通称シダーローズと呼ぶらしい。

 

えっ?ヒマラヤスギって

 

入ってすぐのところにあった、でっかい松ぼっくりの木じゃん。

 

そんなの落ちていなかったけどなあ、と思ったら、

 

実が成熟するにつれて松ぼっくりが端からバラバラと崩れてゆき、

 

最後まで枝に残った部分が薔薇の形になるんだとか。

 

なるほど、どうりで探しても見つからないわけだ。

 

 

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もう一つ、お目当てのどんぐりがあって、こちらはガイドマップに書いてありました。

 

《シリブカガシ》 

 

日本に自生するマテバシイ属2種(シリブカガシ、マテバシイ)のうちの1つです。

 

なんでおなじ属なのに、こちらが樫(カシ)で、もうひとつが椎(シイ)なのかは不明ですが、

 

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お尻のところが深くえぐれているので、シリブカガシだという。

 

なるほどー。

 

疲れすぎて、なるほどー、しか感想がでない。

 

これのために歩いたのかー。

 

 

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取ってきたどんぐりは標本箱へ。

 

だいぶ種類が増えてきたぞ。

 

ちなみに左上のいちばん大きいのが西表島の《オキナワウラジロガシ》です。

 

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新宿御苑でとれる木の実を1つの標本箱にまとめてみました。

 

こうすればどこで何が拾えるのか、一目瞭然。

 

こんな分類の仕方もあるんですよー。

 

やっぱり博物学って楽しいなあ。

 

 

 

 



おんべ焼きって聞いたことあります?

小正月にしめ飾りを焚き上げる行事のことを、
一般的には《どんど焼き》や《左義長》と呼ぶのですが、

横須賀市の 北下浦地区では、なぜか、
《おんべ焼き》と呼んでいます。



由来はよくわからないのですが、
おそらくは《鬼火焼き》が訛ったものではないかと。

杉や竹、笹などを組んだ《おんべ》に、
年男たちがぐるりと火をつけると、

バチバチという音とともに炎がもえあがる、
そりゃもう迫力のある行事なんですが、

私の目当ては、もっぱらこれです。


豚汁。

そして、これです。



焼き餅。

御柱が燃えたあとの熾火で餅を焼いて食べると、
風邪をひかないと言われているんです。



おんべ焼きは、横須賀に来てから知った行事ですが、
今ではおんべ焼きをすると、さあ新しい年の始まりだ、という気がして、身が引き締まります。

おっ、誰か来たみたいですよ。



なんだ、進次郎かー。

地元のイベントにはけっこう顔を見せるので、
横須賀市民にとっては、
あー、また進次郎が来てるねーって感じで、
特に人だかりになったりはしません。

でも、そんなの日本全国でここだけでしょうね。
なんせ、人気者ですから。

とはいえ、握手をしてもらってもなんで、
お腹がすいたから、何か食べにでも行こうっと。




《岩沢ポートリー》という卵屋さんがやっている
朝市に来てみました。

だいたい朝7:30から9:00ぐらいまでですが、
8:00くらいがピークです。


オススメは何と言っても
卵かけご飯。

あつあつご飯 150円 で、
普通の卵が一個 20円
姫様の卵が一個 80円

姫様の卵ってなんじゃい?



これです。

黄身の色がオレンジ色を通り越して、
朱色なんです。


口の中へとかき込んだ時のインパクトが凄くて、
まるで巨大なイクラを食べているような濃厚な味。


卵の香りって、そういえばこういう香りだよなあ、とあらためて実感します。





そして、もう一つのオススメが、

《はみでる あなご天丼》 550円。


葉山の《魚佐》という海鮮料理店の店主が作っているんですが、

なんと、まるまんま一匹をその場で揚げてくれます。


大きすぎで写真のフレームからもはみ出てる。

カリッとした衣の中から、ふんわりと肉厚で柔らかなあなごの身が。

私は、あのあなご特有の生臭さとゴムのような皮の弾力が苦手なんですが、

このあなご天は、いやな臭いがまるっきりしない。

だから朝からペロッと食べられちゃうんです。

まあ、そうじゃなくてもペロッと食べますけどね。



さて、今回の大発見は、

昨年、葉山御用邸の交差点から曲がったところの京急ストアの前にオープンしたという、

【ニコラ  & ハーブ】という洋菓子屋さんの

《バニラ・シュークリーム》  200円。


生クリームの風味が素晴らしい。

シュー皮にたっぷりと有塩バターが使われているので、若干、塩味があるんですが、

それがアクセントになって、生クリームの甘みを引き立てて、

まあー、美味しいこと。

店主のニコラ・モローさんはシェフ、パティシエ、ショコラティエの3つの肩書きを持つフランス人シェフ。

日本語ぺらぺらのナイスガイです。

今日はシャイで可愛らしい娘さんがお手伝いに来ていました。

ニコラさん、
だいたい毎月朝市に出店しているんですが、

来月はヴァレンタインデーで
湘南テラスモールでイベントをやるので、
次回はお休みって言っていました。


ありゃー

結局、今回もまた食べあるきの話だったよー。























娘と行く新春開運 メタボ旅。

メ・タ・ボの【ボ】の字の
房総半島へと車を走らせて、神社を巡ります。

横浜からアクアラインに乗って、館山道を終点《富浦》まで南下し、そこから更に一般道を40分ほど走ると、

安房国の一宮である《安房神社》に着きました。



安房神社の創始は皇紀元年。つまり紀元前660年。

関東最古の神社といわれている茨城の鹿島神宮と同じ年に創始したと伝えられています。


主祭神の天太玉命(アメノフトタマノミコト)は日本の全ての産業創始の神。つまり、ものづくりの神様です。

神社ごとに持っている空気感が違うんですが、
ここは、とても平穏で、静かな雰囲気の神社。

社格が一宮なだけあって、しっかりと安定して、落ち着いています。

パワー全開の神社や、ゴツゴツと険しい神社、金ピカの神社のほうが、いかにも初詣のご利益がありそうな感じがしますが、

私には、こういう抑えめの神社のほうが性に合っていると感じます。



参拝したのが1月5日で、初詣の賑わいが冷めたあとだったのが良かったのかもしれません。

だって、あんなに連日行列してパンパンと柏手を打たれたら、神様も疲れちゃうでしょ?



◼️◼️◼️


さて、

境内で、こどもおみくじを引いた娘は、

見事に大吉を引き当て、完全に有頂天。
嬉しすぎてクネクネ歩いている。



参拝も終わり、それでは遅めのお昼でも食べに行こうかと思い、何が食べたいかを娘に聞くと、ヅケだという。

最近、娘は《まぐろのヅケ丼》にハマっているんですよね。



下調べせずにまったくの飛び込みで、神社近くの小さな寿司屋に入ってみる。

あとで調べたら、この《鮨和》さんは、ワンコ同伴で入れる寿司屋として超有名な店らしい。

そういえば隣の席にはおとなしいミニチュアダックスを連れた夫婦が来ていたし、

店内には犬の絵やヌイグルミが置いてあったっけ。

地名も館山市犬石だし。





地元館山の魚を使った《上握り》 は2000円。

落ち着いた、良い鮨です。
とりわけ、すし酢のバランスが良い。

威勢のいい寿司屋だと、魚の鮮度にこだわりすぎるために、それに負けないようにシャリの酢がどうしても強くなってしまい、

そうすると《角の立った寿司》になる。

しかし魚の美味しさというのは鮮度だけが決めるのではなくて、

しばらく置いておくことによって熟成して旨味と甘味が増すんです。

軽く塩を振り、立てたまな板に乗せておくと、余分な水分が抜け、筋繊維が分解してくることによってアミノ酸が増えてくるからです。

肉質や味が柔らかくなることによってカドが取れてくれば、酢の量は少なくてすむし、そのほうが魚の本来の味が引き出せる。

ここ数年、牛肉の熟成肉が注目されて、エイジングの大切さが理解されるようになりましたが、魚介類にもまた熟成が必要なんですよね。


◼️◼️◼️


千葉県内の寿司店の多くは、港が近いことが災いして、鮮度に頼りすぎるきらいがあるうえに、

ネタがだらしなくベロンと大きいことを観光客が喜ぶものだから、

味のバランスを取るためにシャリの酢がさらに強くなるんです。

しかしここの大将は、江戸前風の寿司を昔ながらの仕込みでやっているので、控えめのすし酢でもいいんですねー。



《まぐろ寿司》 1500円

どうですか、このシットリねっとりとした赤身。
まるで牡丹の花のようです。

マグロは特に、熟成が進むとシャリとのなじみが良くなり、鉄っぽいマグロ独特の香りが増すんです。

それにしてもこれはお正月用なのか、とびきり真っ赤で上等なマグロを仕込んでるなあ。

大将、こりゃ気張ったねえ。




「将来はお寿司さんになりたい」という娘に、店の前で記念写真を撮るように急かされてパチリ。

娘よ、お前はなぜ、
そんなにも寿司屋の暖簾の前で嬉しそうなのだ。

まあ、将来、忍者になられるよりはいいか。

さて日が沈む前に、もう一つ神社を周るぞー。




平砂浦からフラワーロードを北上し、館山の尖った岬の辺りにあるのが、

安房国のもうひとつの一宮、《洲崎神社》です。





おなじ一宮でも安房神社に比べると、ずっとずっと小さな神社。

案内板が道のカーブの途中にあるので、ここをわざわざ目指してきた人じゃなかったら、うっかり見落としてしまうでしょうね。




鳥居をくぐると、ドカーンと長ーい階段が現れました。
友人が登りながら数えたところ、148段だそうです。

実は昨晩、友人がタロット占いで

「目標がずっと上のほうにあるから、それが大変でも、長い階段をこうやって一歩一歩登っていなければならない」  

って言葉を言われていたんですよねー。

全員がまさにこんな風景をイメージしていたので、キターって感じでした。



小さいながらもさすがに一宮。
凛とした力のある神社です。

早朝に来たら、またちょっと印象が違うでしょうね。

平砂浦からすぐなので、サーフィンのついでに参拝すると良いですよー。





振り返ると、東京湾を一望できます。
いやー、スッゴイ絶景!

うわー、階段の下をみるとクラックラするなぁー。




どうしてもここに来てみたかったのには理由があって、

ここには《御神石》という不思議な石があり、

これは海の底の竜宮から引き揚げられた、二つの石の一つだという伝説があるんです。

じゃあ、もう一つはどこにあるかというと、

東京湾の対岸の横須賀までビューンと飛んでいったとのこと。



この石が、洲崎神社にある《吽形》です。

裂け目が口を閉じているみたいなので、阿吽の吽だというのですが、

神代以前の自然信仰の時代のものなので、
女性器のシンボルとして捉えるのが普通でしょうね。



そして、もう一つの石が飛んできたのが、

これは横須賀市浦賀から小高い丘を登った、吉井というところにある《安房口神社》。




そしてこれが、対をなすと伝えられている《阿形》です。

写真ではちょうど見えませんが先端に穴が空いているので、これは男根のシンボルでしょう。



この安房口神社がまたすごいパワースポットで、
住宅街の真ん中にポツンとあるんですが、

先日行ってきた《沖縄の備瀬集落》と同じで、
完全にここだけ空間が歪んでるんです。

車の多い通りに面しているんですが、
鳥居を一歩くぐると、周りの音が完全に消える。

伝承によれば先程の《阿形》と、この《吽形》が湾を挟んで鎮座することで、東京湾に結界を張り、

東国を鎮守しているとのこと。



位置関係は、こんな感じ。
ここに結界が張られてるらしい。


安房口神社は創立が明らかではありませんが、

巨石を御神体とする、社殿のない原初的な形の残る神社で、

三浦半島で最古の神社といわれています。




参拝を終える頃には、海の上に夕陽が落ちて行く時間に。

富士山に手を合わて、

今年もまた良い年になりますように、と願を掛けて、

新年の旅もフィニッシュ。

おつかれさまでした。







さあー、間髪入れずに飲みにいくぞー!


船橋のららぽーとにある
《Italian Kitchen BUONO》で、

なみなみと注がれたワインを煽って、お疲れ会。




《シロサバフグのフィッシュ&チップス》が美味しくって、おかわりする。

あー、もう食べれないー。

お腹もフグのように福福しくパンパンになって、
新春開運メタボの旅はおわりです。

ではー。






















娘と行くメタボの旅のシリーズ 第2話目。

極ウマ中華料理を【メ】ーいっぱいお腹に詰め込んだ私たちは、

横浜中華街を抜けて、元町まで【タ】ロット占いに行ってきました。

占ってもらったのは、毎年恒例の
《エテイア》の宇治眞七美さんのところです。



もともと私は占いとかは信じないので、
あんまり詳しく書いてもなんですが、、、


まぁー、良く当たりますよ。ここは。


とにかく当たりますので、「ぜったい占いは信じない」っていう人こそ、一度、みてもらうことを勧めます。

宇治先生いわく

「わたし自身、占いを信じないんだけど、何でかそういうカードが出ちゃうのよねー、ほら」

もともと臨床心理学の研究の一環で始めたタロット占いが中華街で評判になってしまい、今に至るという異色の経歴の持ち主です。



占いの内容としては、

今はどうやら壁に当たって、同じ所をグルグルと回りながら停滞している時期らしく、結果や数字を考えずにとりあえず動きだすこと。

感情的にならずに冷静に判断するように言われてきました。

今年はサブというか、サポート側にまわる役目で、

実力がずっと上の人と一緒に仕事することで、自分の力が引き上げられるらしいです。

いつも占いを聞いた時はピンとこないんだけど、

1年を振り返ってみると、まさに言われた通りだったりするので、今年も当たっているんだろうなあ、と。




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夜7時から1人30分ずつ占いをしてもらい、終わったのは夜9時すぎ。

まだ寝るには早いので、もう一呑みしたいと思って中華街をぶらつくものの、

たいていの店は夜10時までで、遅くまでやっている店はあまりない。

しかたなく、先程行った《東北人家》に戻って、もう一度呑みなおすことに。



店の人に、「今日、この店に来るの2回目だよー」と言いながら同じ席に座ると、

「あー、さっき、Aコースの料理頼んだ人ねー」と店員も笑ってる。

つい3時間前には

「もー駄目だあー、これ以上食べれないー」

と言ってたのに、メニューを眺めると、またあれこれ食べてみたくなってしまう。



《あさりと豆腐のスープ》

鶏ガラスープに白胡椒が効いていて、冷えた身体が温まり、ホッとします。

身がズッシリのアサリがゴロゴロっと入っていて、優しい味が胃袋に染みわたるなあ。

最初、中国人の店員が注文を聞き取れなくて、

【アサリ】のスープを注文したつもりが、
【ヤサイ】のスープがきてしまい作り直してくれたんだけど、

そっちのほうも美味しそうだったなあ。




《海老春巻》 一本250円

皮パリパリ、エビぷりぷりで、これまたいい味。
ほんとうに何を食べてもハズレがない。

東北人家、旨い! 偉い!

いい感じでハイボールを二杯飲みおわった頃には、娘が膝の上で寝てしまったので、そのままホテルまで抱っこしながら歩く。

ハアハア、5歳ともなると、ずいぶんと重たくなったなあ。
やっぱりホテルの近くの店で正解だったー。


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翌朝は、ホテルの朝食を食べずに、せっかくだから朝から中華街に向かうことに。


観光客でごった返している中華街の大通りも、
朝8時だと、まだどの店も空いていないのでガランとしている。

冷んやりした路地を東門の方へと歩いていると、

「私、ここでバイトしたことがあるんだー」と妻。

《萬珍楼本店》を指差している。

そういえば、そんなこと言ってたような。

「じゃあ、チャイナドレスを着て働いてたの?」と友人が聞くと、普通の黒のタイトスカートだったらしい。

どうせなら着といたら良かったのに。ははは。




今になると、若いうちにもっと色々なバイトを経験しておくべきだったなあ、としみじみ思います。

大学まで行って「何がやりたいのか分からない」って進路に悩む子がいるけど、

実際にバイトをやってみると、これだけはやりたくない、これは自分に向かないってのが分かりますからね。

私の場合、最悪のバイトは、

京葉工業地域のプラスチック工場で、なんだか分からない薬品で濡れた3メートル以上もある巨大なビニールバッグを、ブザーが鳴ったら機械に引っ掛けるという日雇いバイトでした。



ところどころ破れた汚いカッパを着て、頭から薬品をかぶってビショビショになりながらも、

重さが1つ25kgもある青いビニール製のバッグを洗浄機のフックにひたすら掛け続ける、という単純労働なんですが、

危険、汚い、キツい、クサい、空気が薄い、の5Kは何とか我慢できるんだけど、

世の中には、楽しもうとしてもまったく面白みがなく、何の経験も達成感も得られない仕事があるんだと知り、

もう、これだけは耐えられないと思いました。


それでもかなりお金が良かったんで、何度かやりましたけど、

もっとお金をあげるから、薬品のタンクを洗うバイトをやってみない?と耳打ちされた時には、ブラックすぎて身の危険を感じ、断りました。




おっと、お目当ての店に着きましたよ。



朝 8:00に開店で、8:30には既にこの行列です。

この行列の先にあるのは、

中華粥の専門店、《謝甜記 貮号店》 

昨晩食べすぎてしまったので、朝は胃に優しいお粥にしようという魂胆。




モンゴイカ、小海老、真ツブ貝が入った
《三鮮粥》は中椀で740円。

それに油条(ヤオチャッカイ)という揚げパンみたいなものをたっぷりとちぎって浸すのが、私の定番。

お粥の量は《普通》と《中椀》があるんですが、

《普通》はドンブリ一杯でちょっと多いので、油条を入れるなら少なめの《中椀》にしておくのが良いです。



んー、やっぱ美味しいですね。


謝舐記の中華粥を最初に食べたのは小学生の頃。

家族で中華街に来たときの《思い出の味》なんですよね。しあわせな記憶です。


そのときに父に教えてもらった食べ方をいまだにやってるんですが、

いずれウチの娘も同じ食べ方をするんだろうなあ。




ダイワロイネットホテルのラウンジに帰って《Largo Cafe & Bar Lounge by UCC》のカプチーノを飲んで、一息いれる。

すごーく美味しい。なんだこれ。
ホテルの喫茶店のレベルじゃない。

美味しいんだけど、それ以上にびっくりしたのは、コーヒー機材へのお金のかけ方。

それだけでもざっと見積もっても数千万円かかっている。店内もイマドキでシンプルな装飾だけど、椅子をひっくり返してみたら、アルヴァ・アアルト。

開店資金だけでも、それこそ1億円くらいかかっているんじゃないだろうか。

こんなにカフェにお金をかけてペイできるわけないと、調べてみたら、

UCCコーヒーが母体のコンセプトカフェで、12月末にプレオープンしたばかり。やっぱりねー。


【超高級志向】で差別化をはかるブランド戦略らしく、日本の軟水に最も合ったコーヒー豆を、カフェ向けに販売していくのだという。

1月11日からグランドオープンらしいです。
随分きれいだと思ったら、開店前だったのね。

コーヒーの値段は450円くらいなので、
コーヒー好きの人は話のタネに行ってみる良いです。

さて、新春開運メタボの旅。
次回は南房総へ神社巡りに向かいます。