シンガポールでストライキ
日本の新聞にも載りましたがシンガポールで26年ぶりのストライキがありました。中国大陸から出稼ぎに来ているバスの運転手171人がマレーシアからの外国労働者との賃金格差、待遇に不満があって出社拒否をしました。シンガポールではストライキをする場合14日前の届出が必要で今回のストライキは違法となり罰金か懲役刑が科せられるので今回のは大変異例です。現地の新聞の情報によると中国人の月給がSGD1050,でマレー人はSGD1350の差があってその上中国人だけ寮費を200ドル取られるという文句を言いたくなるのもわかる気がする差別待遇です。今年の賃上げがシンガポール人とマレー人だけあって中国人にはなかったというのがストライキのきっかけだったようです。シンガポールは北朝鮮と同じ共和国のシステムですから違法のストライキを打つというのは大変な勇気が要ったと思います。人件費を抑えるために私の工場でも大陸からの中国人を二人雇っていますが一ヶ月の給料は残業などを入れると最低でもSGD1500にはなります。シンガポールの経済の発展と共に給料も大幅に上昇して3K(きつい、きたない、危険)の低賃金の仕事はシンガポール人はやりたがらないのでどこの会社も仕方なく中国大陸、マレーシアから人を雇うことになります。人がいないと工場が稼動できないので、今、従業員に会社を辞めると言われると私の工場も大変困ります。バス会社も全従業員2000人のうち450人が中国人でこのストライキは打撃が大きかったのでしょうか、賃上げの要求を呑む方向で収拾するようです。ただしこれを契機に色々な工場でストライキが起きるのを防ぐためシンガポール政府はおそらく今回の首謀者を厳罰にしたいはずですが、中国政府の干渉もあるようなのでどういう結末になるか楽しみにしています。