来週久しぶりの休暇である
ハバロフスクへ行く予定

ここ20年
駆け足で生きてきた
人の2倍生きてみようと思い、2倍仕事をし、稼ぎ、2倍遊んだ
2倍喜びを味わい、2倍悲しみに打ちひしがれてきた
その結果
滋子さんを巻き添えにして
無理をさせてしまった。

ここ7年間

スロービジネスに徹した
生きがいを探そうとして

いつの間にか
60を過ぎ、このままだと
気がつかないうちに70になるのだろう

そんなことを思っているうちに
ふと旅に出ようと思った
駆け足で駆け抜けた時代
置き忘れたものがあるに違いない
それを拾い集めに以降と思った

ハバロフスクには
アムール川の夕焼け
薄暮の世界

それを拾い集めにいこう

僕のせいで人生の大事な部分を費やした滋子さんのためにも

何かをしなければ
やりきれない

そんな休暇である。