新浦安介護亭 春夏冬(商い)中

朝の散歩
新緑がまぶしい
道路にお行儀よく立っている木々は
なんとなく
整然すぎておもしろみはない
力強さはない
季節のなか
けなげに生きている
そんな感じである

道路の砂はまだ
完全に取れていない

液状化の跡は今も残る
砂だまりを歩いていると
ふと
セネガルの大地を思い出した

写真はセネガルの大地に力強く立っているバウバウの木々である
自然の中の木々は力強い
セネガルは、サハラ砂漠の南端の国である
春先
風向きが北から南に変わり、サハラの細かい砂が吹き荒れる
砂嵐である
液状化して地中から出てきた
砂に似ている
非常に細かい砂である
そんな中
バウバウは立っている

海風の街
相変わらず
風はほこりっぽい
街路樹は健気に生きている
力強さはないが、
心を落ち着かせる

癒してくれる
朝日を浴びる新緑は
まぶしい

朝の散歩のご褒美である