雨である
傘をさそうと折り畳み傘を鞄から
誘うと思うと
傘が買ったときと同じように
畳んであった
どうしてだろう
私はこんなことはしない
思い出した
以前あるひとに
傘を貸してあげた
きちんと畳んで返してくれたのであろう
みるからに性格が表れたたたみかたである
きっと試験など100点をとって
満足する人であろう
私は
合格点が70点なら71点をとればいいと思っている
小心な性格から、80点とっておこうと思ったりもする
決して100点をとろうと努力しない
そんな努力は無駄な努力と思っている
71点で合格しようと100点で合格しようと同じである。

高校時代の数学の先生
試験の解答を最優秀の生徒の答案用紙で代用する面白い先生である
この模範解答
決して100点でない
つまりこの先生にとって、最高得点が満点なのである
ある学生が100点の解答をした
先生は字がきたないと99点とした
その答案用紙にコメント
世の中に100点満点はない

私にとって教えであり教訓でもある。
座右の銘でもある
変わった人間といわれる所以でもある