滋子さんの介護日記
4月2日
滋子さんの胃チューブの交換
半年に1回
順天堂病院の先生のお世話になる
以前は、交換に3日入院といわれていたが、今の病院では日帰りで可能
しかも、2時間程度
こうした治療は、病院によって大きく異なる。
注意しながら、病院の選択が必要である。
日本の医療保険制度では、治療費はどこでも同じというのは
大きな勘違い
胃チューブの処置は、当然同じ費用
でも、それ以外に入院費や検査料などを請求されることがある。
すべて、病院の裁量である。
以前の病院では、
処置料で2万円
入院費用で3万円ほど(差額ベッド)支払った
今は、7000円程度

どちらがいいと言っているのではない
病院の方針であるし、合法的である

でも、われわれには、4万円以上の差がある
これからの日本
賢くなくては
勉強しなくては
生きにくい世界が始まった

欧米と同じ
自己責任とリスクマネージメントの世界である

子供のころテレビの中で
金髪の可愛い
我々と同じ年齢の子供が
大型の冷蔵庫を開け
牛乳 ジュースをボトルから
おいしそうに飲んでいた
豊かなアメリカ
憧れの豊かな世界があった
そして、今
日本にも
同じ光景
世界
この豊かな世界とともに
欧米の自己責任の世界が
押し寄せてきた。
幸せの責任
この大きさ
我々ははたして
実感しているのか
耐えうるのか