新潟

今日
これから新潟である
雪国へである
川端康成のいう
トンネルを抜けると雪国である
という一節
実感する
ただ、交通の便が良くなり
トンネルを抜け
その日のうちに
戻っていくと
雪国の情感を味合わないで
いつも往来している

一度機会があれば
少し長い間暮らしてみるのもいい

30数年前
新潟中条
に1か月ほど滞在した
4月の終わりであり、
まさに
春である
美しく
女性の情感も豊かであった
30数年たって
また新潟に戻ってきた

交通の便が
多くのものを変えてきた
そして
変えている

新幹線の発車のベル
聞きながら、
帰りの時間を気にしている
そんな
淡白な旅行となってしまった。