朝日がまどから射し込んでくる
冬の朝日はずうずうしい
窓から大きな顔をして
眠っている滋子さんの顔に
おきろ
おきろ
と射しこんでくる

さすが
おばさんの滋子さん
朝日のおきろ
おきろのシュプレヒコールにも負けずに
高らかに寝息をたてている

日曜日から月曜日
新潟にいた
どんよりとした天候
日本海側の典型的な荒涼とした風景がそこにあった
そして、太陽を待ち望む
明るい笑顔がそこにあった
強い人がいた
冬の厳ししさに負けない
たおやかさがあった

今私は浦安
朝日の中

新潟はどんな朝なのであろう