昔気質という言葉がある
職人の世界などでは
いい響きの言葉である
仕事を大事にしながら、
寡黙に日々作り上げていく
永 六輔さんのオヤジさんの話
大工であった
寺の仕事をした
その仕事の出来が悪かったそうである
それから
毎日
門前にでかけ
溜息をついた日々を過ごしていたそうである
あるとき、火事で親父さんのした作品が焼失した
ほっとしたそうである
それが職人気質だそうである

政治家にも職人気質がある
最近テレビにでてくる
亀井大臣もそうである
まったくふるい
古漬けのにおいがする
言っている内容を聞くと
ますます
悄然とする
以前は唖然であったが、繰り返すと悄然とする
今のような経済不況
デフレスパイラルの時代
政治家までデフレスパイラルのようだ
手をあげて
お手上げ状態である