隣の女性
胸にティファニーのネックレス
このネックレス、自分で買ったのだろうか
彼のプレゼントなのであろうか
ふと思った
もし彼と別れたら、このネックレスどうするのであろう
捨てるのであろうか
それとも青春の思い出に
たんすの奥で眠ってしまうのであろうか
もし私なら、そのまま使うだろうと思った
なぜなら、プレゼントでもらおうと自分で買おうと
気に入っているのなら、使えばいい
そう思った
なんと無神経なと
女性陣からは顰蹙を買うのであろう
私から見れば
愛情をもので期待したり、プレゼントの額で愛情の深さを測るほうがどうかしている
と
思っている
プレゼントは贈り側の気持ちであり、同時に送られる側の感謝であることは
私に侮蔑のまなざしを向ける女性陣も納得する
でも、そのプレゼントを友人にこれ見よがしに見せたり、自慢するのは
その気持ちわかるのであるが、
それは、本筋ではないのであろう
女性にとってもその気持ちがうれしいのであろう
その思いが強いから、別れと同時に彼からもらったものはすべて、思い出のかなたへ行ってしまうのであろう
世の中にこんな宝飾品
どの程度あるのであろう
八丁堀
下車駅についた
通勤途中の電車は連想の宝庫である
追伸
決して妄想ではありません