貧困率がワースト4位とマスコミが騒ぐ
ある番組で、各年代に自分が貧しいと感じるのは、という問いに
20代の第2位が携帯電話が使えなくなると答えたそうである。
貧しさは己の中
つくづく思う。
貧困率には2つあり、絶対的貧困率 と相対的貧困率である。
私がODAで支援していた開発途上国はまさに絶対的貧困率が高い国である。まさに食べるものが無い貧困である。
絶対貧困率とは、世界銀行の貧困の定義では1日の所得が1米ドル以下に満たない国民の割合の事。である。

日本がワースト4位という称号をいただいた貧困率は、相対的貧困率 であり、OECDによる定義は年収が全国民の年収の中央値の半分に満たない国民の割合の事。
言い換えれば、国民が周りを見回して、おれは貧乏だーーー
と実感する年収を言っている。
バブルに浮かれていたひとにとって、年収が1000万円あっても、今のおれは貧乏だーと思うであろう。相対とは見回し手見ると同時に過去の自分と比較して感じることと思う。
ワースト4位のランク
改善するかどうかといえば、
現状国民年金の支給額が一月10万円以下であること、高齢化が進むにつれ、年金生活者が増えれば、増えるほど悪化してしまう
言い換えれば、年金制度
相対的貧困者を増やす制度ということになる。
こっちのほうが問題である。
年金
ただもらえればいいということではないようだ。
経済大国日本
復活を夢見る政治家のみなさん
目の前に、相対的貧困大国日本が迫っていますよ。