赤穂浪士の話である
主君のあだを討つため、47人の侍が艱難辛苦のうえ、本懐を遂げる
マイノリティがマジョリティを打つことから、こうした話に庶民が感激する
この話の前提は、マジョリティの組織の膠着、空洞化
マイノリティは清廉潔白で、理不尽な迫害を受けている
だから、庶民は応援する
本懐を遂げた折、喝采する
今の民主党、無事本懐を遂げたのであろう
今喝采と祝福をおくろう
徳川幕府内にも、、赤穂浪士を死罪にするのはやめ、 むしろ武士道の鏡として、助命を望む声が続出した。
しかし、永らえて名誉を汚すことがないよう、武士道の鏡として切腹したほうが、よいと47名は切腹をした。
しかし、家族、特に奥方は、赤穂浪士の妻女ということで、再婚は引く手あまたで、幸せに暮らしたとのことである。
今回の民主党
マイノリティがマジョリティを倒した
でも、気がつくと自分がマジョリティになってしまった
彼らに、マイノリティの時代の清廉潔白さと熱情は継続できるのであろうか。
人間にとって時の流れは過酷である
今回は自民党にとって、本当に過酷な判決が下された。民主党の勝利というより、時の流れの過酷さともいえる
30年を時の流れの一区切りとすれば、30年後
果たして、時の流れはどちらに傾くのであろう
いずれにしろ、
今日がその一歩である。