ここ2週NHK教育テレビ、火曜日11時ごろ
漢字の歴史を見ている
もう少し続くのであろう
非常に面白く見ている
日本では、明治以前、漢字は武家の教養であり、権威であった。庶民は、ひらがなである
明治、富国強兵の折、国民に漢字の普及をするため、漢字教育にのりだした。
約50,000
この数字が当時の漢字の数であった。
軍国主義さなか
漢字は国民へのメッセージ
軍国主義のメッセージであった
八紘一宇
この言葉である
意味は興味があれば調べてください
戦後、この反省から
当用漢字として1850ほどの漢字に限定した
これが、大きな問題となった
これが、今回のテーマ
石英という鉱物
英という漢字を使うが、実際は瑛という漢字が正しい
しかし当用漢字でないため、英を使う
意味としてはおかしな漢字となっている
石瑛のほうが、鉱物の名前らしい
この石瑛の美しさから、
ある人が
瑛美(エイミ)という名前をわが子につけた
だが、この漢字がないため、市役所の戸籍係が受け付けなかった
阻止とぇ、この女の子は、中学入学まで戸籍に入れなかった
父親はわが子に、自分の思いを託して命名するのは、表現の自由であり、名前の漢字を制限するのは、表現の自由に反すると、裁判を起こした
そして、国が動き、衆議院で名前を自由につける法案が可決された
しかし残念ながら、参議院で否決され、廃案となった
そして、妥協案として
人名漢字が100ぐらいですか、新たに登録された
しかし役人根性、瑛という時は入らなかった
そして、この父親、中学に入学するため戸籍が必要なことから、
エイミとカタカナで戸籍に登録した
そして、当のエイミさん
いまだに、特別に親しい人には
瑛美という名前の書いてある名刺を出している
父親の思いをいまだに大事にしている
こんな番組である
日本には歴史がある
その歴史
戦争、経済という観点からみるkとと、こうした別の観点からみるとまた違った面と事実が見えてくる
今日本人の漢字離れは本当にひどい
一方、漢検がブームになって
クイズ番組の謎解きのようになり、
漢字に思いを託しという
日本の精神性は失われていく
今も日本に多くの子供が生まれ
若い父親、母親はみんな自分の思いを子供に託していく
この精神性だけはしっかり残していってほしいと
つくづく思う。