ちぐはぐ
これが3つめのちぐはぐ
オイルショックの折、会社に入社した
当時ブラジルのコンビナート建設の仕事があり、その仕事に志願することから、鹿島工場勤務を希望した
当時に人事部長が本当かと確認したぐらい
へんな新人社員であったらしい
残念ながら、期待通りの仕事はできなかった
いずれにしろオイルショックが直撃
そして、ブラジルのプロジェクトはおじゃん
その折、転勤願いを出し、3年たって
仕事に興味を持ち始めたころ、医療業界へ転進した
それはさておき
オイルショック
日本の経済への打撃は大きかったが、回復も早かった
理由は
多くあるかもしれないが、
一番の理由は、会社が従業員の給料を下げたり、リストラなどしなかったことである
つまり石油価格、経済消費財の高騰の中で、購買力を維持したことである
今、会社はすでにその当時の社会的役割を果たす倫理観は無く、経済不況はインフレでなく、デフレのさなかにある
本当にこうしたデフレ型経済不況のなか、企業の競争力を挙げたり、金融を保持することで回復できるのであろうか
むしろ、数年後に来る消費税を上げるという高負担のほうの衝撃に国民の経済というより、
生活耐えられるのであろうか
本当にちぐはぐだと思う
国民我々の購買力を維持しないで、生活防衛 安売りの世界観から決して復興の光はみえない
むしろ、暗闇の中を灯す明りを探しているようである
甘い言葉のマニフェストにしばし、国民は慰められるのであろうか
国民はマニフェストから希望の見えるメロディーを求めている
なぜかマニフェストから流れてくるメロディーは、石狩晩歌のような
廃屋となった日本経済を懐かしむ歌である
オンボロロ オンボロロ
なぜかこの歌が似合っているマニフェストである