ノスタルジー

旧ソ崩壊後、人道支援で、シベリア、極東シベリアへ調査に出かけた
社会主義の崩壊は、モスクワにはゴールドラッシュを生んだ
ヨーロッパすべてのナイトクラブを合計した数のクラブがモスクワにでき、歓楽街となった
アンダーグランドのマネーを動かすロシアマフィアが巾を利かせ、一日に何百万円のお金をギャンブルに費やす若者がいた
そばに、きらきら着飾ったブクブクの母親がいた
当時、平均サラリーが30000円の時代である
シベリアは極貧のなかにいた
30000円の給料
その遅配が横行した
半年、1年遅配である
犯人は銀行であった
金利２６％の世界、公務員の給料、国から支給され、銀行はだししぶり、半年我慢すれば、ひと財産である
地方政治家がこの犯罪に手を貸した
経済混乱は弱者に
生活苦からの自殺、家庭内暴力そして孤児
乳幼児に死亡率も上昇していき、社会環境は劣悪なものとなった
そんなころ、私はシベリアにいた
当時、医師、社会福祉関係者、赤十字などの人と出会い、こうした問題について、意見交換をした
一番、印象に残っているのは
今一番苦しい
ペレストロイカ前のほうが生活は楽
でも、あの時代に戻りたくはない

この言葉は印象的であった
今日本、小泉さんのころの改革、規制緩和
この改革が社会格差をうんだといっている
でも、こんな質問はどうか
あの時代に戻りたいのか
郵政の民営化
西川氏の社長再任が決まった
株主総会　大株主　総務省　親分はアルカイダのお友達
西川氏の社長反対とのこと
西川氏は、民間からきた社長
総務省
次の社長は総務省から、魂胆みえみえ
アルカイダの友人、幅広い友人をお持ちで、こんどは既得権益のひととお友達といいたいのか
振り子は触れる
行き過ぎは、自然の法則が修正する
でも逆戻りはしない
逆戻りはノスタルジーであり、決して戻ってはいけないのである
もどるのは、犯罪者が刑務所にもどるときだけ