久しぶりに英会話
米国から、友人の紹介で、医師と会う
だいたい、アメリカ人は英語をしゃべらない
アメリカ語である
本当に、耳にすーと入ってこない
何度も聞きなおさなければならない
昔のジョークに
世界でもっとも話される言葉は、
Broken English
である
実感
以前国際会議で、
Shall、may
どちらが、表現として、正しいか
問題になった。
1時間ほどの議論
その間
フランス人は、英語ほど不完全な言葉はない
と、知らん顔
結局、この議論に終止符を打ったのは、
英国人
Shallがいい
それでおしまい
英国人の説明
今まで、こういう場合はshallを使っていた
そんな説明であった
英語は完成された言語ではない
というフランス人に同感
といっても、私の英語が苦手である理由にはならない

バベルの塔
旧約聖書にある伝説の搭
メソポタミアのバビロンに立てようとした伝説の搭
神に近づこうと高く、高く、搭を天に延ばし、神の怒りに触れた
私の記憶では、搭が崩壊したであるが、
どうも本当は、
それまで、人間はひとつの言語しかしゃべっていなかった。
神の怒りに触れ、人間が相互に理解できないよう、多くの言語を作り、人々がそれぞれの言語をしゃべるような罪を与えた。
そのため、お互いに理解できなくなり、搭が作れなくなり、人間は世界中に離散した。
ということらしい。
我々が外国の言葉がしゃべれないのは、まだ神の怒りが解けていないため
そう考えれば、少しは気が楽になる
しかし、人間がお互いに理解できないのは、言葉のせいだけではないようだ。
かつて、ケネディが、我々は、同じプラネットに住み、同じ空気を吸い、可愛い子孫を持ち、やがて死を受け入れる
と、ソ連に問いかけ、フルシュチョフが感動し、デタントが始まった。
今、同じ国の大統領が、デタントを唱えている。
でも、ケネディほど、感銘を与えていないようである
ケネディの時代より、世界中の対立関係が複雑化したせいか、いまだ神の怒りがとけていないのか
どちらであろう