宇田川 榕菴(ようあん)という人がいた。
江戸時代、寛政の生まれである。岡山津山藩の蘭学者となる。生まれは大垣だったと思う。
この人の実績は我々の生活に大きく関係している。
当時、イギリスやオランダの書物を翻訳し、いろんな言葉を作った。
酸素、水素、窒素など元素名や、酸化、還元、分析などの新しい日本語を作った。
え、こんなもの生活に関係ない
ごもっとも
実は、珈琲という言葉は、この人が作ったのだそうである。
江戸時代末期、コーヒーが日本に渡来していたかどうかは不明。私が知らないだけ
珈琲の原産地は、エチオピアだったと思う
ご存知ですか
アラビアからヨーロッパへそして世界各国へと広まり、世界でもっとも親しまれている飲料水だと思います。
アラビアから由来したこのコーヒーに珈琲というなんともエキゾチックな漢字を当てた、この先生の感性
実にすばらしい
寛政うまれだから
などという親父ギャグがふと浮かぶ私は、実に情けない
それにしても、今日のコーヒーはうまくできた
珈琲の文字にふさわしい