年末ふたつの不思議な光景をみた
ひとつは、日比谷公園に集まった数百人の若者
職と宿泊施設をなくした人たちが越年のために集まった。
心細い年越しである。
もうひとつは、ディズニーランド 入り口から駅まで歩道にシラフを持って、座り込んでいる。数百人ではきかない。1000人近くいたのでは。
お昼ごろいくと、ディズニーランドの改札口から歩道橋までみんな座り込んだり、シラフの中で眠ったりしていた。路上生活者のようであった。
スタッフに何のために、座っているのですかと聞くと
年越しのカウントダウンが8時からオープンになり、その入場のためだそうである。
ひとつは生活のための避難、もうひとつは年越しのお祝い
明と暗
同じような経験がもうひとつある
阪神大震災のおり
神戸の親戚の陣中見舞いと被害状況調査のため
大阪入りをした。
当時村山首相のころ
国土交通省とともに大規模大地震の被災対策の答申を作成していたころのことである。
実際の被害を実感するために出かけた。被災後3日目のことである
東京から大阪
梅田に降りたが、被災の影もなかった いつもの大阪があった
神戸までの鉄道がないので、三田までいき、新神戸に裏から神戸有馬線北神急行に乗り換え、新神戸へ行った。そこから長田までは2時間程度の歩きであった。
三田の駅は、私のように被災地へ陣中見舞いに行く人の長い列があった。手にはポリタンク、食糧を抱えた戦後の闇米列車のようであった。
そのそばに別の列。三田の若者がスキーに行くための列であった。
ひとつは被災者の見舞い、もうひとつは娯楽
明と暗
今年は、大変な年である
百年に一度と60過ぎのおじいさんがいう
思わずあなたは何歳と聞きたくなる
大道芸や屋台商売の口上のようなせりふである。
いずれにしろ、大変なとしであろう
そのなかにも、明と暗の光景をこれからも見るのだろうと思う。
みんな一律2万円で幸せになろうというのもいただけないが、格差の明暗を見るのもいやである。
そういう意味では、大変な年というよりいやな年である。
ひとつは、日比谷公園に集まった数百人の若者
職と宿泊施設をなくした人たちが越年のために集まった。
心細い年越しである。
もうひとつは、ディズニーランド 入り口から駅まで歩道にシラフを持って、座り込んでいる。数百人ではきかない。1000人近くいたのでは。
お昼ごろいくと、ディズニーランドの改札口から歩道橋までみんな座り込んだり、シラフの中で眠ったりしていた。路上生活者のようであった。
スタッフに何のために、座っているのですかと聞くと
年越しのカウントダウンが8時からオープンになり、その入場のためだそうである。
ひとつは生活のための避難、もうひとつは年越しのお祝い
明と暗
同じような経験がもうひとつある
阪神大震災のおり
神戸の親戚の陣中見舞いと被害状況調査のため
大阪入りをした。
当時村山首相のころ
国土交通省とともに大規模大地震の被災対策の答申を作成していたころのことである。
実際の被害を実感するために出かけた。被災後3日目のことである
東京から大阪
梅田に降りたが、被災の影もなかった いつもの大阪があった
神戸までの鉄道がないので、三田までいき、新神戸に裏から神戸有馬線北神急行に乗り換え、新神戸へ行った。そこから長田までは2時間程度の歩きであった。
三田の駅は、私のように被災地へ陣中見舞いに行く人の長い列があった。手にはポリタンク、食糧を抱えた戦後の闇米列車のようであった。
そのそばに別の列。三田の若者がスキーに行くための列であった。
ひとつは被災者の見舞い、もうひとつは娯楽
明と暗
今年は、大変な年である
百年に一度と60過ぎのおじいさんがいう
思わずあなたは何歳と聞きたくなる
大道芸や屋台商売の口上のようなせりふである。
いずれにしろ、大変なとしであろう
そのなかにも、明と暗の光景をこれからも見るのだろうと思う。
みんな一律2万円で幸せになろうというのもいただけないが、格差の明暗を見るのもいやである。
そういう意味では、大変な年というよりいやな年である。