1月3日
娘の嫁ぎ先に挨拶
昨年、奥さんが突然なくなられた
孫の行事の折々、お会いしていた。
派手で、明るい、そして気を使う、おばさんであった。
好きであった私や滋子さんにはない性格である
主人、娘の義理の父、は奥さんのリードで快く、ウィスキーのお湯割をのんでいた。
突然に死
正月早々であったが、ご挨拶に出かけた。
娘が嫁いで、初めてのことである。
私はまったくこうしたことはしない人間である。

妻が病床の中年から老年の間をふらふらしている私、妻に先立たれた娘の義理の父
どことなく相通じる
元気なときの奥さんの鮮烈な記憶がいまだ離れられない
岐路
滋子さんが生きているだけ、わたくしのほうがましかとつぶやいた
息子がうなづく
春日部から浦安
車の中は少し重い