ショータイム

司馬遼太郎の作品でお気に入り
俄
にわか　とよむ
江戸時代から明治にかけて、街頭や宴席で行う即興劇であり、漫才の原点である
俄芝居ともいう
物語は、
京都の江戸時代末期の侠客（やくざ）、会津の小鉄の一代記である
老境にいたり、孫を連れて、街道を歩きながら、自分の半生は俄芝居のようであったと回想して終わる
彼の人生は、幕末の時代の翻弄され、人に請われるまま、侠気で人のために人生を行きぬいた男である。
決して俄の芸人ではない。
ただ、人生の晩年
ふと振り返ってみると
俄に自分の人生をたとえる老境
すこしわかる気がする

衆議院解散
この動議に、一人立った自民党の国会議員がいた
この人の父親も同じ気概を持った人であった
実直さから顔に似合わないぐらい人気があった。
24日、私も衆議院会館にいた
解散後、某議員と会ったとき、この話題となった。
概して冷ややかである。
ひとりパフォーマンスとしてとらえられている
パフォーマンスなのか気概なのか
私にもわからない
ただ、大人ぶってこの行動をパフォーマンスと切り捨てる気にはならない
あっそう首相のパフォーマンスのPがぬけているアフォーマンスより、ましである。
人生を振り返り
人生を俄芝居にたとえた会津の小鉄はこの気概をどのように思うであろう
気になります
いずれにしろ、一人の男が、自民党の群れから、立ち上がっています。
どうなっていくのでしょう
お父さんのように、挫折しないで、気概を貫いてほしい
そして、いつか
人生を振り返り、
俄を思い出してほしい

そして、あっそう首相
あなたには今の俄を差し上げましょう
俄　別名　茶番といいます。
少し、言い過ぎているかもしれませんね