疲れていた。疲れきっていた。
朝、横浜で会議
昼、衆議院会館で勉強会
夕方から川崎で会議
家に着いたときは9時過ぎであった。
バスを降り、
マンションの郵便受けをのぞく
幸い広告が少ない
まとめて、つかむと、1通のハガキ。
喪中の知らせである。
この時期すでに数通来ている。
誰のだろうとみると、
大学の友人
友人の息子からの喪中の知らせ
59歳である
早過ぎる死である
大学の四年になってからの短い付き合いであったが、非常に濃厚な付き合いであった
飄々として、まじめな人柄であった。
その死があまりにも早い
冷蔵庫から氷
グラスにバーボンを注ぎ、静かに
冥福を祈った。
あまりにも早過ぎる死に