いろんな国へ行っていると、その国の国民性というか、日本人とは随分違うなあと痛感する。
日本人が海外で感じる違和感は、大きく2つに分かれる。一つは言語
もうひとつは農耕民族と狩猟民族の差
農耕民族は、田畑に種をまき、収穫を得る。如何に均一にばら撒くか、そして、その収穫をするか。収穫は良否は別にし、確実にある。だから真面目に仕事をすれば、お天道様がちゃんとみてくれて、きちんと収穫はあるという勤勉さが骨身にしみこんでいる。
狩猟民族は、自分の経験と勘で、獲物がとれる場所を探す。一日探してもみつからないことがある。見つけても獲れるとは限らない。すべて、運と腕である。勤勉さなど不要である。楽天的な性格が不可欠である。
世界的な大不況
日本は、農耕民族。だから ばら撒く。 ばら撒けばかならず収穫できると信じている。
だれも反対はしない。ただ、今までの経緯で疑い深くなっている。しかも何時収穫できるか予定ができているので、待つことができると思っている。でもこの不況は待つことができるのだろうか。
アメリカは狩猟民族。 だから、弱者と強者をわけ、今回は弱者を救うことに決めた。すなわち、選択(えものはなにか)と政策(武器はなににするか)が明確である。しかもタイミングは心得ている。引き金を何時引くかである。問題は、楽天的であるから、あたるかあたらないか考えないで銃をうつ。

国民性が違うと指導者の発想は本当に違う。