天津飯

数日前だったと思うが、かき氷の関西と関東の違いを図々しく、言っていたけれど、昨日のテレビでびっくり。
天津飯のことである。
私の知る天津飯は、醤油ベースのあんかけであるが、関東はケチャップベースとのこと。
30年近く東京に住んでいたけれど、知らなかった。
もっとも、天津飯は食べないことも理由であろう。
学生時代、夜遅くご飯を食べに友人といくとき、中華料理店が定番であった。
そのとき、友人は中華飯で、私は、チャーハンか天津飯であり、もちろん醤油ベースである。
けちゃっぷベースであることの驚きより、30年気がつかないことがあるということに驚いている。
まだまだ、知らないことが多いようである。
世の中知らないほうがいいことはたくさんある。
アダムとイブが楽園を追われた理由も、知ることの罪である。
でも、もし、遠い昔、人類が知識を得ることにより、たくさんの罪を犯し続けたとして、
パンドラの箱を開け、多くの邪心を解放したとしても、それが綿々と続いているのだから、あきらめるしかないのかもしれない。
だって、知らなかったんだもの
え、知らないですよそんなこと
と、のたまって、知らないから関係ないという若者より、知らないことを恥じ入っている遠い国、発展途上国の若者を見るほうが、爽快である。
パンドラの箱に残っていた最後のものは希望である。
もし我々が次の世代に残せるささやかなものは、希望であろう。
内閣改造を今日行うようである。
くしくも、今日、衆議院会館で、地域再生のための勉強会をM議員と始める。
今日は永田町は、あわただしいかもしれない。
福田さんは、次の世代に希望を残せるのだろうか。


天津飯から、の発想である。
たいしたことはない。