秋葉原の事件。
ショッキングな事件であり、一連の模倣犯でもある。
模倣犯。
硫化水素事件など、模倣犯は続く。

最悪な模倣犯。
行政が、外国の例と比較しながら、生兵法で政策を作り、世の中の顰蹙を買う。懲りないで、模倣を重ねる。
後期高齢者医療保険など最たるもの。日本が高齢化社会へ向かう。海外と比較して、、、、という。高齢者社会の弊害をどの国に規範を求めようとするのか。数値だけ模倣して、実態を理解しないで、国民に顰蹙を買い続ける行政のありようは、秋葉原を誰でも言いと刃物を振り回して、走り続ける狂気とオーバーラップする。
高齢者が多い国、若者が我慢しなければならない国。大変な課題である。でもその課題は我々世代だけでなく、若者も当事者である。せめて、当事者の意見は聞いてみてほしい。
数値目標を掲げて、国民の理解を得ようというのは、テレビゲームの中だけにしてほしいものである。生身の声を聞いてほしい。
だれかれかまわず、面倒見ろというのは、確かに大変だけれど、自分のおじちゃんおばあちゃんの面倒をみてほしいといえば、今の若者だって、違う答えを出すと信じる。
少子社会であれば、一人の子供は自分の両親の面倒をみるとすれば、厚生労働省がいう、数値よりはるかに負担である。60歳のおじいちゃんが、80歳90歳の親の面倒を見ている。
前期高齢者が後期高齢者の面倒を見ている。行政官諸君、数値にない現実がどこにでもあるよ。せめて、パソコンの前から飛び出して、世の中へ出てみては。さしあたって、自分のおじいちゃんやおばあちゃんのところへ遊びに行っては。

秋葉原の狂気は霞ヶ関まで続いてほしくない。