東京で、生活をスタートしたおり、会社の寮が市川国府台にあったことから、京成、総武線沿線になじみが深い。
逆に、新宿や渋谷を拠点とした地域になじみはない。
総武線の拠点はというと、秋葉原になる。
詳しく言えば、総武線は御茶ノ水からとのことで、御茶ノ水と秋葉原間は中央線と総武線の相乗り区間であったそうである。もっとも今は、中央・総武緩行線といい、三鷹から千葉までとのことを示しているようである。
聞いた話では、新宿代々木間は正式には山手線だそうである。どうでもいいけど。
秋葉原は、総武線沿線の我々にとっては、拠点であり、電気製品を買いに良く出かけたものである。
私が独立して、会社を設立したのが、岩本町で秋葉原から歩いて10分程度にあったことことから、もっと身近になった。
再開発前の話である。
再開発後、日立との縁ができ、時々出かけるとそこには昔の面影はない。
随分変わったものである。
妻が茨城県の会田に入院した1年間は、ツクバエクスプレスに乗るために、秋葉原へ毎日通った。
また私には拠点となった。

昨日のニュース。秋葉原の惨劇。
秋葉原が大きく変わっていき、別の顔を見せている。
若者が集まり、かつての原宿のようにパフォーマンスがはやっている。かつてのたけのこ族とほとんど変わらない。
ひとりの若者が、別のパフォーマンスを見せた。
17人の無関係のひとを巻き込みながら。
これから、1週間、マスコミはこのニュースで、大忙しだろう。加害者の25年間。通った小学校、中学校。その友人。被害者も同様に丸裸にされる。
惨劇の直後の映像、人々はほとんど何事もなかったように、歩いていて、報道関係の人がマイクを持って、わめいていた。印象的な光景である。

せめて、この1週間、被害にあった人に対して、黙祷をしたらどうでしょうか。
新しい、マスコミのあり方として。