待ちどうしい。

昨日、春の寒の戻りについて書いたら、今日は春のポカポカ陽気。
今頃、妻は春の陽射しの中で、うつらうつらしているのだろう。事実退院後、以前と違い起きているというよりか意識がはっきりしている時間が短くなっているのかも知れない。
眼を大きく開けて、話している時間が少なくなっている。
2月ごろ、冬眠から眼を覚まして、虫たちが土中から這い出してくる日を啓蟄という。
妻の啓蟄は何時頃だろう。日々元気になっているのはわかるが、まちどうしい。
昨日、浦安の桜の話をしながら、1時間程度桜を見にいかないと聞くと、うなづいた。
ドタキャンなしだよと、さっそく介護タクシーを予約した。
週末は妻と花見である。
桜の好きなというよりイベント好きな奥さんが滋子さんの本来のすがた。
早く戻ってほしいものだ。
季節は巡り、長い冬から、春が来るように。
待ちどうしい。