かつて、VHSとベータの企画戦争があり、ベータが市場から消えていった。いまや、そうそうそんなことがあったねと酒の肴ぐらいのものになっている。いま、あらたな規格戦争が起こり、東芝が敗退した。以前の敗者であるソニーが今回は勝者となった。
産業界における規格は本当に戦いであり、zero someの厳しい戦いである。
規格は本来消費者保護のためと利便性のためであるけれど、一方企業間そして国家間の争いである。
以前ISOの委員をしていたおり、規格作りの国家間の争いを国際会議の場で見ていた経験から、この戦いの熾烈さがわかる。
今回はユーザーである映画会社が判決をくだしたことになっている。
規格は、最初からあり、backcastingしながら、製品開発を行うのではなく、あくまで企業が自由競争を行い、製品を世の中に出してきて、ある程度普及してきてから、規格を制定するからこうした戦争がおき、消費者が巻き込まれるのである。賢明というより、世の中の流れに愚鈍な私は、すべての電気製品を買うときは、すでにこうした競争が全て終わった後であり、むしろ持っていないの珍しいと思われだした頃購入している。
理由はないのだけれど、ものを所有すると責任がある。例えば車を購入すると、税金や車検、そして日々の洗車。とにかく煩わしい。自慢ではないが車を購入して、一度ももしかしたら数回洗車したことがあるだけである。
新しい物を買って、使わないとその残骸が残り、それを見るたび後悔する。
だから極力ものは買わない。
話がそれたけれど、規格はその製品が世の中に普及をしてこない限り、制定しない。昔はやったたまごっちやルービックキューブに規格はない。当然である。
でもここまで普及していながら、メーカーが規格を作らないものが多くある。
たとえば、デジカメのメモリー、家庭用Fax.のインク、携帯電話の充電器などなど。理由は、メーカー側から公式見解を求めると、
多分こんな回答があるのだろうと思う。
(1) 規格にしてしまうと、開発してより良い製品が出来なくなる。たとえば、Fax.のインクカセットを汎用性なものにすると、より簡単に装着でき、きれいに印刷できる技術開発が制限される。
(2) 純正品でないとPLなど消費者保護の責任が果たせない。
こうした理由はなるほどと納得できる。
一方、本体価格の値段はドンドン下がり、構成部品(バッテリー、メモリーチップなど)の価格は えっ!て驚くほど高いことから、本体より、構成品で利益をとろうとする企業の商売根性が見え隠れする。
スマートというより、卑しいと感じるのは私だけだろうか。
産業界における規格は本当に戦いであり、zero someの厳しい戦いである。
規格は本来消費者保護のためと利便性のためであるけれど、一方企業間そして国家間の争いである。
以前ISOの委員をしていたおり、規格作りの国家間の争いを国際会議の場で見ていた経験から、この戦いの熾烈さがわかる。
今回はユーザーである映画会社が判決をくだしたことになっている。
規格は、最初からあり、backcastingしながら、製品開発を行うのではなく、あくまで企業が自由競争を行い、製品を世の中に出してきて、ある程度普及してきてから、規格を制定するからこうした戦争がおき、消費者が巻き込まれるのである。賢明というより、世の中の流れに愚鈍な私は、すべての電気製品を買うときは、すでにこうした競争が全て終わった後であり、むしろ持っていないの珍しいと思われだした頃購入している。
理由はないのだけれど、ものを所有すると責任がある。例えば車を購入すると、税金や車検、そして日々の洗車。とにかく煩わしい。自慢ではないが車を購入して、一度ももしかしたら数回洗車したことがあるだけである。
新しい物を買って、使わないとその残骸が残り、それを見るたび後悔する。
だから極力ものは買わない。
話がそれたけれど、規格はその製品が世の中に普及をしてこない限り、制定しない。昔はやったたまごっちやルービックキューブに規格はない。当然である。
でもここまで普及していながら、メーカーが規格を作らないものが多くある。
たとえば、デジカメのメモリー、家庭用Fax.のインク、携帯電話の充電器などなど。理由は、メーカー側から公式見解を求めると、
多分こんな回答があるのだろうと思う。
(1) 規格にしてしまうと、開発してより良い製品が出来なくなる。たとえば、Fax.のインクカセットを汎用性なものにすると、より簡単に装着でき、きれいに印刷できる技術開発が制限される。
(2) 純正品でないとPLなど消費者保護の責任が果たせない。
こうした理由はなるほどと納得できる。
一方、本体価格の値段はドンドン下がり、構成部品(バッテリー、メモリーチップなど)の価格は えっ!て驚くほど高いことから、本体より、構成品で利益をとろうとする企業の商売根性が見え隠れする。
スマートというより、卑しいと感じるのは私だけだろうか。