朝、妻の病院へ。朝日が妻のベッドサイドにまで届いていて、暖かそう。声を掛けるとわずかに目を開け、眠そうである。早々に朝の挨拶と一緒にいっしょに行ってきますと出かけの挨拶。
道路にでると身を切る寒さである。希望と現実が朝の挨拶の間にさまよう。
今はあまり考えないように努めている。
バスを待ちながら、病院を見上げる。行ってきます。もう一度挨拶を。