今朝、妻の病院へ。
今日も体調がよさそう。顔色も顔立ちもすごくいい。また惚れ直した。
眼を開けている時間が短いので、その時間に少し話しかける。
今日は、中学のときの先生の年賀状を読んだ。先生は我々の仲人である。
卒業の日、先生が送ってくれた言葉。
人生に必要なのは
よき師
よき友
よき伴侶
至言である。今でも覚えている言葉である。胸にしみる言葉である。
先生、トラさんは、始業の挨拶のとき、決して教壇の上でなく、下に降りて行った。一家言のある先生である。
幸い、私はよき師にも、よき友にもそしてよき妻にも恵まれた。齢を重ねるとよき師はだんだん少なくなってきて、よき友は相変わらずである。よき伴侶は今、私に安らぎとともに、試練をくれている。
妻は同級生である。妻にとってもトラさんは先生である。残念ながら、よき伴侶はミスってしまったようである。若気のいたりでしょう。
でも、滋子さん、お互いによき伴侶であったでしょう。
朝8時20分。そろそろ会社へ出かける時間。久しぶりの朝日である。行ってきますと声をかけ、病室をでる。
一日の始まりである。