少し仕事が手間どり、7時30分帰宅。バスを降りて、マンションを見あげる。
あれ、電気がついていない。どうしたのかなと不安になり、あわてて、部屋へ。
暗い部屋の中に妻、滋子さん。
「さみしかった」
「待ってた」
「怖かった」
電気をつけて、事情を聞く。どうやら、午後5時から6時の担当のひとがきていないとこと。
あわてて、ニッチイに連絡し、事情を問い合わせ。
まあ、人間がやることだから、いろいろあるよ。と慰める。
在宅に入って、4ヶ月半、こうした細かいトラブルはいくつかある。
でも、以前書いたけど、重要なときはすばらしいチームワークを発揮してくれるので、それで十分。
昔の記憶、新小岩に住んでいた頃、仕事が終わり、帰宅すると、電気が薄暗く、戸を開けると、入り口で娘がないており、台所で妻が泣いていた。思わずどっきり。どうしたのか問いただすと、親子喧嘩。当時娘は10歳ぐらい。
そろそろ、女同士の喧嘩が始まるのかと唖然。同時に拍子抜け。ほっとしたのを思い出した。
妻が倒れたとき、心配になって帰宅、薄暗い風ぐれ時。今で妻が意識不明で倒れており、異様な寝息。あのときの怖さを思い出す。
帰宅して、マンションを見上げ、我が家に灯りが着いている。無事一日が終わったと、安堵。我が家の灯りに勝るものなし。