早朝、京葉線に乗る。列車の窓が結露している。昨晩が雨のせいかもしれないが、確実に冬が忍び寄ってきている。残暑が長すぎたせいか、実感はない。
窓の外が見えなくなるのは、寂しいし、そのうち、さらに寒くなってくると、眼鏡まで曇ってくる。うっとうしい季節である。
長野県、菅平の山荘で、朝起きると、窓に昨夜結露した露が、朝の寒さで氷結し、朝日に輝き、幻想的な世界があった。窓ガラスのリトグラフ。
そろそろ、冬したく。
あわただしい、季節の移り変わりである。
滋子さんの身の回りの冬したくも始めないと。