久しぶりに、武蔵野線、ツクバエクスプレスにのり、守谷へ行った。といっても、ツクバへの途中。妻が葛西循環器脳神経病院を退院し、守谷にある会田祈念病に入院し、1年間のリハビリを経て、6月に退院し、早4ヶ月。
守谷あたりはすでに、秋景色。すすきが目立つ景色である。
守谷駅から病院まで、車だと10分程度だが、バスの便が悪く、歩くには40分程度かかり、毎日だと大変。そこで、地元のホームセンターで自転車を買い、駅と病院間を自転車で通った。駅から病院までの道は、住宅地を抜け、坂道をを下り、柏へ向かう県道を登り、病院の標識を目安に、右折。急勾配の坂道。やがて、なだらかな下り。田んぼのあぜ道を抜け、少し上り、やがて左折し、小貝川に沿って、路を下り上り詰めるとそこに病院。
実にup downの激しい道のりであった。
週末をあわせて週4回以上通った。5時半に仕事を終え、まだ同僚が仕事をしている中、茅場町から南千住、エクスプレスに乗り換え、守谷。自転車で先ほどの行程を経て、妻のもとに。時間は7時前後。30分から1時間妻の様子に合わせて、お見舞い。よく話をしました。それから、また同じup downをへて、帰宅。新浦安に着くのは9時ちょっとすぎ。
スーパーマーケットなどで、夕飯を買い、帰宅。
この繰り返しであった。1年であった。守谷駅から病院までの道はほとんど農道。夏は集く虫や蛙の鳴き声がうるさく、帰路はこの合奏と月明かりの中を汗だくになりながら、帰って行きました。上り下りで口をあけて、呼吸をすると、羽虫が口の中に飛び込んでくる。
お晩です。
ペッと吐き出し、ひたすら帰路を急ぐ。
俳句の夏の季語に道暗しがありますが(逆に冬は道白し)、新月のおりは本当に暗く、おそるおそる走ったものです。
雨が降ると、傘をさしながらの運転ですので、危険この上なく、坂道から県道へ出る角で、帰路を急ぐ車をよけ損なって、崖から転落が2回。3mくらいありますので、結構危険ですが、幸い夏だったこともあり、しめった夏草の上を滑降するだけですみました。
夏は、6時過ぎですとまだ日があり、明るいのですが、秋になってくると、きれいな夕焼けを見ながらのお見舞いとなります。
今日から11月、晩秋。丁度今頃のお見舞いでは夕焼けはツクバエクスプレスのなか。
車窓から美しい夕焼けを見ることがあります。
それを切り取って、妻に送りました。以前このブログに載せましたが、改めて。