火曜日の朝。
7時30分。
寝過ごしてしまった。一度目を覚まして、うつらうつらしているうちに、つい。
あわてて、起きる。
妻が元気な折、特に寒い朝。
よく寝坊した。
私でなく、妻が。
一度起きて、目覚ましを止めて、暖かいのでそのまま、夢の中。
「わ!!!!、大変 啓史さん、8時10分。どうしよう。」
あわてて、起きて、トイレに直行。
こちらも、あわてて、起きる。
当時、仕事も遊びも忙しくて、いつも眠るのは、2時とか3時。当然、妻が起こしてくれないと起きれない。
妻が起こすのは当然。
会社は9時30分。
妻の寝坊で遅刻。まさか、言うわけにはいかない。
でも事実。
あわただしい朝の準備。妻の運転で、最寄の駅まで、甘えて、会社まで。
いずれにしろ、ありふれた日常の一部。
7時30分
あわてて、起きて、妻の下へ。妻の食事。妻の着替え。オムツ交換。
洗濯。
頭に中で、やらなければならない日課がぐるぐる回る。
妻のベッドへ行くと、暖かい布団の中で、いびきをかきながら眠る滋子さん。
これだけは健康なときと同じ。
おはよう、滋子さん。